宗教14

出典: Jinkawiki

 宗教には様々なものがある。 キリスト教やイスラム教、仏教など、世界中で信仰される有名なものから、 その地方や都市だけに存在するような小規模なものまでさまざまである。 このように宗教を信じる人は世界全土に存在する。 この宗教はどのような利点と欠点が存在するのだろうか。  宗教は本来、利点だけのものである。 宗教は神への絶対的な信頼から生まれる考え方である。 キリスト教を例に出すと、キリストを「愛の神」としてあがめている。 このようなそれぞれ宗教における意味を持った神を信仰することで、 「心の平安」、「魂の救済」を得て、より生き生きと前向きに人生を送ることができる。 また、同じ信仰を持つ人々との分かち合いにより交流が増えるという利点もある。 会社を退職後の高齢者にみられる傾向として、今まで仕事中心の生活をしていたため、趣味や遣り込める事柄が見つからないという話を多く聞く。 しかし宗教は年齢を問わない教えであるため、やることができる。 また、宗教に入信することで、同じ境遇にいる人々や思想を持つ仲間ができる。 そして、一人でいるさみしさが薄れ、孤独死のリスクを減らすことにもつながる。 このようなことから、宗教の大きな利点は心の安定につながるという利点があることがわかる。  しかし、宗教はいい点ばかりではない。 それは極端な終末論や、疑似科学を教義に据え、 刺激的な話題や奇抜な行動で活動する新興宗教やカルト教団などによる悪影響である。 代表的なものでいうと「オウム真理教」である。 教祖である麻原彰晃が信徒に命令し、地下鉄に化学物質のサリンをまき 多くの死者を出した「地下鉄サリン事件」はまだ記憶に新しい。 また、このような宗教によって考え方の対立による事件が勃発している。 例として「アメリカ同時多発テロ事件」がある この原因としてもユダヤ教徒とイスラム教徒との対立が背景にある。 このように、宗教によって信教の違いによる対立、そして大きな事件につながることになってしまう。  これらのことを踏まえて、私は宗教があまり好ましいものだとは思わない。 宗教は一定の段階までは精神の安定をもたらし、利点も多くある。 しかし、行き過ぎることで事件の首謀者となったり、他の宗教を侮辱したりと精神に影響が出てきてしまう。 また、日本には宗教があまり浸透していない。 そのため、様々な小規模なカルト教団が横行してしまう恐れがある。 このことから私は宗教は好ましくないと思う。


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