宗教17
出典: Jinkawiki
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宗教とは
神や仏といった超自然的な存在に対しての信仰や、それにかかわる営みを指す言葉。神仏の教えを信じることで、安らぎを得たいとする心の働きのことである。仏教、キリスト教、イスラム教世界三大宗教と呼ばれている。日本には、日蓮宗、浄土真宗、曹洞宗などがある。
キリスト教
キリスト教は世界最大の宗教で、およそ23億人が信仰している。カトリック、プロテスタント、正教会などいろいろな宗派に分かれる。
主に、ヨーロッパ、北米、中南米、アフリカの南半分、オセアニアなどで信仰されている。「新約聖書」が聖書とされており、キリスト教の信仰対象は唯一神、「イエス」も「神」と考えられ、信仰の対象とされている場合もある。キリスト教では、神の絵や像を作り、それらを祈る「偶像崇拝」は禁止。 キリスト教の文化は、日本にも大きな影響を与えている。代表的な例はクリスマスだ。キリスト教について知ることにより、日本には影響を与えている行事について詳しく知ることも出来るだろう。
イスラム教
アラビアのメッカ、現在のサウジアラビアで預言者のムハンマドが創唱した宗教。ユダヤ教やキリスト教と同じ一神教であり、偶像崇拝を禁止している。コーランを唯一の聖典であり、信仰は六信と言われる、唯一の神アッラー、天使、コーランの啓典、預言者、終末と来世、天命を信じることが信仰内容になっている。信者は「ムスリム」と言われ、一度信仰すると棄教が難しい。
仏教
仏教とは、2500年ほど前に、仏陀を開祖として説かれた教え。仏陀以外にも、ゴータマ・シッダールタや、釈迦などさまざまな名前で呼ばれている。仏教では仏陀の説いた教えに従い、僧侶や在家信者それぞれの立場で修行・実践して悟りや解脱を成道することを目標としている。世界中に約5億人とも言われる教徒がいるといわれており、教義や教団はさまざまに細分化される。
世界にはさまざまな宗教があるが、宗教信仰が薄い日本人も宗教について知っておくべきだろう。
参考:最新世界史図説 タペストリー 十四訂版 出版:帝国書院