富士山

出典: Jinkawiki

山梨県、静岡県にまたがる典型的な成層火山。日本の最高峰で標高3776メートル。富士箱根伊豆国立公園の中心で特別名勝。山頂には、直径約700メートル、深さ200メートルの火口があり、火口壁の最高峰である剣ヶ峰には富士山測候所がある。

現在の富士山の形は、愛鷹山・小御岳火山、古富士火山、新富士火山の3世代にわたる火山活動によって形成。。 小御岳火山は今から10万年以上前に活動停止。古富士火山は現在の富士山の土台になった火山で約10万年前から1万年前にかけて活動。 現在の富士を形作った新富士火山の活動は約1万年前に始まり、1707年の宝永の噴火にいたる1万年ほどの間に100回を超す噴火を繰り返した。有史時代の噴火としては、1707年の宝永の噴火が最後にして最大の噴火である。

また日本の象徴、日本人の心のふるさとである。 昔は、山岳信仰の地として新人深い人々が何日もかけて登ったという記述も過去の文献から見受けられる。平安時代からはじまり、が江戸時代には富士講が普及し山麗には宿坊が発達した。

現在では、観光の一環として、ミス富士山コンテスト、お山開き、富士山に手紙を書こうコンテストなど周辺地域の活性化にもつながっている。

富士山とゴミ・環境

登山者増加によるゴミ問題対処のため、昭和54年ころから清掃活動を開始。国、山梨県・静岡県、市町村、民間団体等の継続的な取り組みにより山岳部のゴミが減少。 平成23年度のグリーンワーカー事業による清掃活動実績は、

山岳部の登山道清掃 山梨県側 0.7トン回収 静岡県側0.05トン回収 山麗部 富士山北麗6.3トン回収

民間山小屋における環境配慮型トイレの整備 富士山5合目以上のトイレは、し尿が適切に処理されない地下浸透式だったが、山梨・静岡両県の協力のもと環境省の補助金等により、平成18年にすべての民間山小屋で環境配慮型トイレの設置を完了した。


参考


環境省 「富士山」 http://www.env.go.jp/nature/isan/fujisan/torikumi.html 静岡県 http://www.pref.shizuoka.jp/a_content/pr/fuji.html 山梨県 http://www.pref.yamanashi.jp/japanese/tourism/mtfuji/

投稿者R.I


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