御朱印

出典: Jinkawiki

目次

御朱印とは

御朱印は、神社や寺院において、参拝者に向けて押印される印章・印影の事である。押印の他に、参拝した日付、寺社名・御祭神・御本尊の名前などを墨書きして下さるところが一般的。また、御朱印をもらう(拝受という)ために使用する帳面を、「御朱印帳(ごしゅいんちょう)」と呼ぶ。自らの足で参拝したことを記録することに意義があり、現在ではこれを積極的に行う参拝者も少なくない。

御朱印の起源

御朱印の起源は、寺社へ写経を納めた(納経)際の受付印であったとされている。中でも13世紀前半には行われていた、日本全国66国を巡礼し1国1箇所の霊場に法華経を1部ずつ納める「六十六部(ろくじゅうろくぶ)」と呼ばれる巡礼が起源と考えられている。

御朱印のもらい方

御朱印をもらうには御朱印帳が必要である。普通のノートにもらおうとすると失礼な行為と認識されることが多い。御朱印をもらえる寺社の多くにはオリジナルの御朱印帳がありこれを購入するのが手っ取り早いだろう。御朱印のお代は基本的に300円程度(現在は500円の神社も増えている)、御朱印帳は1500円程度で購入できる。

参拝

御朱印はそもそも参拝した証にいただくもの。御朱印集めに夢中になり過ぎて参拝を疎かにしては本末転倒である。寺社に訪れたのなら最低限の参拝のマナーを守るべきである。

御朱印は一期一会の縁

その参拝における気持ちや状況など含めて、御朱印は参拝証として思い出にもなるものである。御朱印をもらう事は、その神社との縁だといえよう。御朱印を頂いた日や書き手によって、その御朱印の見た目も変わるもの。多くの参拝者がいる寺社は手書きでなく判子のようなものでいただく場合もある。だが、その一つ一つが自分だけの縁によって頂いた自分だけの御朱印なのだ。参拝者として御朱印をいただくことが重要であるため一つ一つのご縁を楽しむことが秘訣だといえよう。

海外における御朱印

そもそも日本で発祥した文化ではあるため海外には御朱印集めのような文化は存在しない。しかし、近年は韓国、台湾において三十三観音霊場などが開創されている。これ自体は日本人によって企画されて作られたものであるため日本人参謀者向けである。朱印はあるが日本のように手書きではなく用意されたハンコのようなものを押して貰える。なお、ハワイにはハワイ出雲大社が存在し、御朱印帳は販売していないものの、手書きの御朱印はもらうことはできる。


参考文献 https://promotion.yahoo.co.jp/m/news/anas/1607/ https://jinjamemo.com/goshuin


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