恐竜

出典: Jinkawiki

恐竜は、中生代に栄えた大型の生物。約6600万年前に絶滅したとされている。

目次

概要

恐竜(英語: dinosaur)とは、ギリシャ語のはギリシャ語のdeinos「恐ろしい」とsauros「とかげ」の合成である。イギリスの生物学者リチャード・オーウェンによって命名され、現在は数千から数万もの種類の化石が見つかっている。プテラノドンなどの「翼竜」やエラスモサウルスなどの「首長竜」は、厳密には「恐竜」とは呼ばない。

主な種類

・ティラノサウルス(獣竜)
白亜紀に生息した、史上最大と呼ばれる肉食恐竜。名前の意味は「暴君トカゲ」。非常に有名で、「ジュラシック・パーク」をはじめとする映画作品にも数多く登場する。

・トリケラトプス(角竜)
白亜紀に生息した、草食恐竜。意味は「3本の角を持つ顔」。由来の通り、鼻の上と両目の上の合計3本の大きな角が特徴。よくティラノサウルスのライバルとして登場する、これも有名な恐竜である。

・ブラキオサウルス(雷竜)
ジュラ紀~白亜紀に生息。全長25m、体高16mで、非常に首の長い巨大草食恐竜。その重い体重を支えるために、鳥のような空気の塊(気嚢)を持っていたと考えられている。

・ステゴサウルス(剣竜)
ジュラ紀~白亜紀に生息した「屋根に覆われたトカゲ」。背中に互い違いの骨板が並んでおり、尻尾の先には4本のスパイク状のとげをもっている。骨板は体温調節に、スパイクは肉食恐竜から身を守るためにあったと考えられている。

・イグアノドン(鳥竜)
白亜紀に生息した恐竜で、恐竜研究史の最初期に化石が発見された。学名は「イグアナの歯」。イギリスの医者ギデオン・マンテルによって発見された。4足歩行と2足歩行を使い分けていたらしい。

・パキケファロサウルス(拳闘竜)
白亜紀に生息。石頭恐竜とよばれ、分厚い頭蓋骨を持っている。群れの優位を争うために頭突きを行っていたと考えられているが、十分な化石が見つかっていないため、研究は進んでいない。

・アンキロサウルス(鎧竜)
白亜紀の草食恐竜。戦車のような装甲に、瘤をもった尻尾を持ち、肉食恐竜から身を守っていたと考えられている。

日本の恐竜

恐竜の時代は、まだ日本列島が形成されていない時期で、厳密には日本原産とは言えないが、ここでは日本で初めて発掘されたものを取り上げる。

・フタバスズキリュウ(首長竜)
前述の通り、厳密には恐竜とは言わないが、日本で初めて発見された中生代の大型生物ということで非常に有名なため、記載する。
当時高校生であった鈴木直によって1968年発見、命名。正式名称は「フタバサウルス・スズキイ」。白亜紀後期に生息し、魚や、時には翼竜も捕食していたようだ。

・フクイラプトル
白亜紀に生息していた。日本で初めて全身骨格が復元された肉食恐竜。名前の由来は発見場所であった福井県から。

参考文献

Wikipedia――恐竜 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%90%E7%AB%9C 
恐竜図鑑 http://www.kyouryu.info/


ハンドルネーム:oyatsu


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