放射性物質

出典: Jinkawiki

放射性物質 放射性核種を含む物質をいうのことであり、他の物質と同様、単一な物質と混合物があるという。化学的には単一でも放射性物質として単一でない場合、つまり同一元素の異なる核種に基づく放射能を示すこともあり得る、それを[放射化学的に不純]という表現で示す。 極微量の物質を対象にする場合も多いので、放射性物質の同定および検出には、放射線の解析、半減期測定など、通常の化学的方法と異なる手段が用いられる、また単一成分に分離するには、溶媒抽出、イオン交換など、共存の他物質の影響をこうむりにくい特性を利用することが多いそう(同位体の分離)。

そして、食べ物には、カリウム40や炭素14などの放射性物質が含まれています。 例えば、1kgあたり、肉や魚には100ベクレル、米や食パンには30ベクレルのカリウム40が含まれています。 食べ物などから取り込んだ放射性物質は、私たちの体内に存在することになります しかし、体内の放射性物質はずっと減らずに蓄積していくということではなく、体が常に代謝や排出をしており、放射能は時間とともに減少するとのことです。

よって、放射性物質とは私たちとって、想像よりも身近なものであり、よりどのように付き合っていくかが、大切であると言えるでしょう。

〈参考〉 岩波理化学辞典 北海道電力 HP


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