新自由主義4

出典: Jinkawiki

20世紀の小さな政府論を新自由主義と呼ぶ。18世紀イギリスの思想家、アダム・スミスは『国富論』で、経済は個人や企業の自由に任せることによって繁栄すると主張し、政府の役割を治安維持や防衛などに限定する必要を説いた。その後20世紀に入ると、大恐慌や戦時動員体制の経験を経て、政府が完全雇用を目指して需要を管理するケインズ主義政策が一般的となった。しかし、1980年代に入って政府における財政赤字の深刻な累積、官僚主義的な非能率などが大きな問題となり、イギリスのサッチャー政権、アメリカのレーガン政権を皮切りに、減税、規制緩和、民営化を軸とする小さな政府への改革が広まった。日本でも80年代の第2次臨時行政調査会による行政改革以来、新自由主義的な政策転換が進められてきた。ただ、日本では公共事業や規制に関して既得権を持つ官僚組織、利益団体、族議員が、小さな政府の徹底に反対してきた。つまり、日本の場合、保守の自民党の中に小さな政府と大きな政府という相対立する思想が同居しており、政策が円滑に決定されない。「官から民へ」というスローガンを唱えて登場した小泉政権も、新自由主義改革を推進するために、党内の抵抗勢力との間で複雑な駆け引きを繰り返してきた。結果的には、郵政民営化や社会保障費の抑制など新自由主義的政策が小泉政権の遺産となった。

日本を代表する新自由主義者には、竹中平蔵、小泉純一郎、菅直人、渡辺喜美、池田信夫、堀江貴文、宇野常寛、飯田泰之、芹沢一也、荻上チキなど星の数ほどの多数のお笑い芸人やピエロたちがいる。

新自由主義論争についてわかりやすい動画があったので参考にしてみても(http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/13e1f273c06883363b7b96bd0e7d2543)

参考URL http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9 http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/13e1f273c06883363b7b96bd0e7d2543

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