星座2

出典: Jinkawiki

目次

星座

星座は、夜空の星の中で明るい星を結んで人や動物の形に見立てたもので、古代ギリシャでは物語としても伝えられています。星座の数や形、名前は国や時代によっても違っており、同じ場所にある星でも異なる星座を形づくっていることもあり、20世紀のはじめにIAU国際天文学連盟により88個に整理され、全国共通の星座が決められました。

春の星座

春の夜空には、3個の1等星が輝いています。最も明るいのがオレンジ色に輝く「うしかい座」のアークトゥールス、次が南東に輝く「おとめ座」のスピカ、3番目が「しし座」のレグルスです。「おとめ座」のスピカ、「うしかい座」のアークトゥールスを結び、正三角形をつくるように視線を右の方へ移すと、「しし座」のしっぽに輝く星、デネボラがあります。これが、「春の大三角形」です。また、北斗七星、アルクトゥルス、スピカを結ぶ大きなカーブを「春の大曲線」と呼び、春の星座のガイド役ともなっています。

夏の星座

夏の星座は、天の川にそって輝いています。天の川の中ほどには3つの明るい星が輝き、とても目立ちます。最も明るい星が「こと座」のベガ、2番目が「わし座」のアルタイル、3番目が「はくちょう座」のデネブです。この3星が形づくる二等辺三角形が「夏の大三角形」です。

秋の星座

10月はじめの宵の頃、東の空高く「秋の大四辺形」が目立ちます。この四辺形は「ペガスス座」の胴体を形づくると共に、四辺形の北東の星「アルフェラッツ」は、「アンドロメダ座」の頭の星でもあります。

冬の星座

冬の夜空は、1年で最もたくさんの1等星が輝いています。シリウスと「オリオン座」の左上に輝くオレンジ色の1等星ベテルギウスを結び、左側に正三角形をつくると、そこに「こいぬ座」の1等星プロキオンを見つけることができます。この3星が描く三角形が「冬の大三角形」です。

南天の星座

南天の星座の多くは日本からは見ることができませんが、沖縄などの限られた地域でその一部を見ることができる星座もあります。南半球にあるオーストラリアでは、日本では馴染みのない星座をたくさん見ることができます。特に有名なのが「みなみじゅうじ座」でしょう。他にも、「コンパス座」や「じょうぎ座」、「ぼうえんきょう座」など、どんな星座か見てみたくなるような星座がたくさんあります。

参考

星座の事典 沼澤茂美・脇屋奈々代 ナツメ社

スタディスタイル★自然学習館http://www.study-style.com/index_seiza.html


ハンドル名 ソラ


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