東京スカイツリー
出典: Jinkawiki
施設概要
高さ 610m
2012年開業
基本理念
「1.地域とともに活力のある街づくりに貢献」 浅草や錦糸町、両国などの広域集客拠点に隣接し、交通利便性に恵まれた立地ポテンシャルを生かし、世界一の観光タワーを中核とした大規模複合開発により、地域とともに東東京エリアの新たな交流、観光、産業拠点を形成し、地域社会の活性化を牽引するとともに、国際観光都市東京の実現に貢献する。
「2.時空を超えたランドスケープの創造」 江戸期の景観を代表する隅田川を背景に、日本の伝統的な美意識のもと最新技術を駆使して造形した意匠により、足元の北十間川から連なる水の系が織り成す情景や下町の粋な雰囲気と融合し、他の地区にはない、時空を超えたランドスケープを創造する。
「3.防災面での安心と安全の提供」 万全の耐震、耐風、耐火性能を備えることにより、平常時はもとより災害時こそ電波塔の有する情報インフラとしての社会的意義を発揮するとともに、地震・火災・水害等の災害に十分耐え得る街づくりを進めることで、地域の防災性能の向上に貢献し、地域に安全と安心を提供する。
デザインコンセプト
東京スカイツリーは、空に向かって伸びる大きな木をイメージしている。シルエットは、伝統的日本建築などにみられる「そり」や「むくり」を意識し、大きな木の下に、人々が集い、心を寄せ合う様子を表している。名前そのものから連想される澄んだ空と木々の豊かな緑も、「人に地球にやさしい、豊かなコミュニティ」を目指した、この街全体の開発コンセプトを表したもので、タワーの元に環境に優しい街が生まれ、世界の人々が集い、新しい文化が創造されていく、...という願いが込められている。タワーの足元は三角形となっており、圧迫感の低減や日影等の影響にも配慮している。さらに、頂部に向けて円形へと変化し、見る角度や眺める場所によって多様な表情を持っている。
地上派デジタル放送
関東地方の地上デジタル放送は2003年12月より放送が開始されておりますが、都心部に林立する200m級超高層ビルの影響を受けにくい600m級の新タワーからの送信が望まれている。 新タワーに移行すると、地上デジタル放送の送信高は現在の約2倍となるので、年々増加する超高層ビルの影響が低減できるとともに、2006年4月に開始された携帯端末向けのデジタル放送サービス「ワンセグ」のエリアの拡大も期待されているところである。 また、災害時等の防災機能のタワーとしての役割も期待されています。そこで、民放5社とNHKは、この重要な役割を担う新タワーの建設地として、「墨田区押上・業平橋地区」を最終決定し、600m級のテレビ塔からのデジタル放送に向けて準備を進めることになった。
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