東京タワーの役割
出典: Jinkawiki
東京タワーは東京のシンボル、観光名所として知られているのは周知の事実だと思いますが、しかし、本来の役割は総合電波塔をはじめ、公共的な性格のものです。333mという高さは設計当時、関東エリア半径100km圏の電波をカバーし、耐風、耐火、耐震などの安全面を検討して決められました。 現在は関東エリアの各種放送電波はもとより、大規模地震を想定し、東京圏を運転する列車の防護のために、緊急停止信号を発射するJR東日本の防護無線用アンテナが設置されています。また、高さを生かして、大気汚染等の調査のため東京都環境局の風向風速計、温度計、硫黄酸化物測定機などが高度別に取り付けられています。他にも、大展望台2階には強震計が取り付けられています。 東京タワーの本来の役割は普段あまり人に知られていませんが、四六時中休むことなく機能し、日常生活の広範囲にわたる要として静かに、確実に仕事をしています。
http://www.tokyotower.co.jp/333/07_secret/index_03.html
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