校内委員会

出典: Jinkawiki

学校内における全体的な特別支援教育に関する支援体制を整備するための委員会。


目次

役割

1.学習面や行動面で特別な教育的支援が必要な児童・生徒に早期に気づく。

2.特別な教育的支援が必要な児童・生徒の実態把握を行い、学級担任の指導への支援方策を具体化する。

3.保護者や関係機関と連携して、特別な教育的支援を必要とする個別の教育支援計画を作成する。

4.校内関係者と連携して、特別な教育支援を必要とする個別の指導計画を作成する。

5.特別な教育的支援が必要な児童・生徒への指導とその保護者との連携について、全教員の共通理解を図る。また、そのための校内研修を推進する。

6.校外の専門家チームに判断を求めるかどうかを検討する。なお、LD、ADHD、高機能自閉症の判断を教員が行うものではないことに十分注意する。

7.保護者相談の窓口になるとともに、理解推進の中心となる。


構成員

構成員としては、たとえば、校長、副校長(教頭)、教務主任、生徒指導主事、通級指導教室担当教員、特別支援学級担任、養護教諭、対象の児童・生徒の学級担任、学年主任など、その他必要に応じて外部の関係者が想定されている。


設置の形態

1.新規の委員会としてとらえ、新たに設置する。

2.既存の校内組織に、発達障害の視点を加えて拡大する。

3.既存のいくつかの校内組織を整理・統合して設置する。


参考

「面接試験の極意/知っておきたい特別支援教育基礎知識」 明治図書出版

「発達障害 境界に立つ若者たち」 平凡社新書

文部科学省HP http://www.mext.go.jp/


  人間科学大事典

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  構成