森の幼稚園 8

出典: Jinkawiki

森のようちえんとは

1950年代中頃にデンマークで「子供たちに幼い頃から自然と触れ合う機会を与え、自然の中でのびのびと遊ばせたい」という願望を持つ親が、自分の子供を連れて毎日森に出かけたことが始まりと言われ、北欧を中心に少しずつ広がっていったようちえんである。一般的な施設型の幼稚園との一番の違いは、とにかく自然の中で過ごす時間を重視するということである。大人が管理していたり設定していたりする空間ではなく、ありのままの自然の中で毎日を過ごすことにより、幼児期に特に発達するといわれる五感を鍛えていくことができる。また、子供の自主性を重視することにより、大人が前もって回避させてしまう小さな失敗を含む体験を多くさせることで、成長を促すことができるし、自分に自信を持ったり逆に自分の限界を知ったりすることができたり、お互いに協力する姿勢を身につけたりすることができる。

(S.Y)

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