水と健康
出典: Jinkawiki
水と健康の問題は、きわめて深く結びついている。発展途上国の多くの人々は、水質の悪さや水不足によって安全な衛生状態を十分に維持できないことから病気になり、死亡や障害などの被害を受けている。
病気から受ける被害は、アフリカや南アジアが多く受けている。下痢病だけでも、毎年150万の子どもの死因となっている。腸への感染症や下痢病が直接的または間接的な原因となる栄養失調は、86万人の死因となっている。これらの感染症は、数百万以上の人々の体に障害を残し、食糧生産能力や生計を立てる能力を低下させている。
世界安全機構は、全世界において病気を引き起こす問題の10パーセントは安全な水資源と衛生施設の利用によって軽減できると推定している。世界の健康状態を安定させるためには、水資源や衛生施設を進んで整備する必要がある。
参考文献
『格差の世界地図』ben crow and suresh k.lodha 岸上伸啓訳 丸善出版
「「健康のため水を飲もう」推進運動」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html)
HN:sha