江戸時代の三大飢饉
出典: Jinkawiki
==享保の飢饉==
天候の不順が影響し、享保も飢饉が起こる。長雨により、西日本一帯でイナゴ・運化が大量発生したことも起因する。それらの大量発生の影響でその年は大凶作となってしまう。これによる死者数は約一万二千人にもなる大飢饉である。1733年には、江戸で最初の打ちこわしが起きる。
==天明の飢饉==
冷害による作物の冷害障がい・浅間山の大噴火・洪水による被害、これらによって引き起こされたのが天明の飢饉である。東北・関東を中心とした全国的な飢饉である。これによる死者は約九十二万人である。凶作・米価高騰による百姓一揆、打ちこわしが続発する。
==天保の飢饉==
天候不順や冷害、暴風雨によって作物が育たなくなり、大凶作となったことで起きた飢饉。全国的に起きたこの飢饉で約三十万人が命を落とした。これにより、大塩の乱・生田万の乱がおきる。(シオン)
編著者 浜島書店編集部 発行者株 式会社浜島書店・代表者浜島 晃 発行所 株式会社浜島書店