沖縄戦2
出典: Jinkawiki
[編集]
沖縄戦とは
太平洋戦争の最終段階に,南西諸島,沖縄本島,周辺の島々で行われた日米最後の戦闘。日本国内唯一の地上戦闘であった。1944年10月10日の空襲は,那覇市を中心に島の人口密集地を焼き払い,死者548人を出したが,本土の空襲と同様の意味で空襲といえるのはこの1回だけであり,以後沖縄は地上戦に突入する。アメリカ軍は,アイスバーグ(氷山)作戦と称する沖縄上陸作戦を開始した。太平洋艦隊司令官ニミッツ元帥配下のバックナー中将のひきいる第10軍を主力とするアメリカ軍は45年3月下旬から,約1500隻の艦船と,延べ54万8000人の兵員で,沖縄本島中南部や慶良間諸島に艦砲射撃を行った。
[編集]
慰霊の日
沖縄県は、沖縄戦で日本軍の組織的抵抗が終わったとされる6月23日を「慰霊の日」とし、休日としている。全戦没者を悼み、平和を祈る日とされ、毎年この日の正午になると全沖縄県民は戦没者に黙とうをささげ、最後の激戦地だった糸満市摩文仁で全戦没者追悼式が開かれる。23日は、陸軍の現地司令官だった牛島満中将が自決した日とされる。その後も米軍の攻撃などで住民や動員学徒の犠牲が続き、南西諸島の全日本軍が降伏したのは、本土の終戦より遅い9月7日。
( 2006-06-23 朝日新聞 夕刊 2社会 ) 参考ホームページ http://kotobank.jp/word/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%85%B0%E9%9C%8A%E3%81%AE%E6%97%A5 ペンネーム 大吉