法家
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法家
諸子百家のひとつ。無力な礼ではなく、君主の定めた法による信賞必罰を励行し、人民を統治することを主張した学派。斉の桓公に仕えた管(かん)仲(ちゅう)・韓に仕えた申不害、秦に仕えた商鞅・韓非・李斯が有名。
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商鞅
?~前223年、法家。衛の公子。秦の孝公に仕えて改革(変法)を実施し、富国強兵を推進して商(陜西省)に封じられた。考公の死後、反対派によりかつて自分が制定した車裂きの刑により処刑された。
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韓非
?~前233年、法家。韓の王族。荀子に学ぶ。法家思想を大成し、「韓非子」を著した。後の秦に仕えたが、彼をねたんだ同門の李斯に謀られ毒殺された。 ?~前208年、法家。楚の人。韓非とともに荀子に学ぶ。秦王の政(始皇帝)に仕え、法家思想に基づく政策を進言し、統一を完成させた。丞相(じょうしょう)として権力をふるったが、2世皇帝の時に刑死した。
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参考文献
中国古代思想窮見(2008) 舘野正美 汲古書院
中国歴史文化事典(1998) 孟 慶遠 新潮社
諸子百家-世界古典文学集-(1982) 貝塚茂樹 筑摩書房