玉川上水
出典: Jinkawiki
'玉川上水'
開発者
玉川庄右衛門:?~1695年。玉川清右衛門:?~1696年?。通称、玉川兄弟。しかし、もともと名前だけであったらしく、“玉川”姓は玉川上水が完成したことにより、幕府から名乗ることが許されたのである。
完成日
承応三年(1654年)6月に完成と同時に水の供給を開始する。
開発理由
三代将軍家光の時代に江戸の町の基盤はほぼ完成したが、人口増加・町の発展に伴い水資源が不足し、幕府が「玉川上水開発計画」を発表し、その主な工事案を提出したのが、庄右衛門と清右衛門の兄弟であった。
謎の兄弟
玉川兄弟には謎の点がある。まず、出自の記録が残ってない。出身地・身分を分かっていない。しかも、かなり高度な測量技術を習得していた。など、いまだに謎が多い。
スペック
延長:43km 取水元:多摩川
参考資料
『明治の近代化につながった江戸の科学力』 監修:大石学
『玉川兄弟―江戸上水ものがたり』著:杉本苑子
参考Webサイト
wikipedia「玉川上水」
投稿者:長城