王政復古2
出典: Jinkawiki
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王政復古について
・王政復古とは
王政復古といえば、いかなるイメージをもっているだろうか。 多くの人々は、学校の日本史授業などを通じて、慶応3年(1867)の徳川慶喜による大政奉還に続く、「王政復古の大号令」という事件として記憶しているだろう。 もう少し教科書的に説明すれば、12月9日(西暦では1867年1月3日)の大号令によって、摂政・関白や将軍職(幕府)などが廃止され、新たに総裁・議定・参与の三職が置かれたこと、その夜、宮中の小御所会議で、徳川慶喜の処遇(内大臣辞職と領地の一部返上)が決定したということになろうか。 学会では長らく、この事件を「王政復古改変」、あるいは「王政復古のクーデター」と呼んできた。 クーデターと称するのは、薩摩藩を中心とした5藩が、禁裏御所の諸門を軍事力で封鎖し、朝廷の権力者たちを排除した中で新政府を強行樹立したからである。
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参考文献
王政復古 2018年 久住真也 著 講談社現代新書
ハンドルネーム Kainan