砂漠化5

出典: Jinkawiki

砂漠化5 砂漠化とは、草木の育っている健康な土が、雨が降らず枯れてしまい、終いには乾燥して、植物が育たなくなる土のことをいう。また、土壌の浸食および塩類集積も砂漠化をもたらす原因になっている。この背景には我々人間の森林伐採が大きな要因である。 現在、砂漠になりそうな地域を数えると、地球上の約4分の1に相当する。これがすべて砂漠化してしまうとすると、砂漠を占める割合が現在の約3倍になる。国連調査では、毎年約6万平方キロメートルの大きさで砂漠化が進行しているという報告もある。これによる植物の減少が、地球上の酸素を減らし、二酸化炭素を増やしている。 砂漠化が深刻な地域はサハラ砂漠を要するアフリカ大陸である。サハラ砂漠では毎年150万ヘクタールもの勢いで砂漠化が進んでいて、このまま進めばアフリカ大陸は砂漠大陸になってしまう。また、中国では砂漠化が北京にまで及んでいる。砂漠の砂で運ばれてきて、砂を降らせる。 1996年12月に砂漠化が深刻な地域、とくにアフリカについて、干ばつや砂漠化に対処するために設けられた条約だ。日本でも1998年にこの条約に参加している。この条約は、砂漠化に直面しているアフリカを中心とした国が具体的な対処案を参加している国々へ提案し、それにかかる資金を援助するという内容になっている。具体的な対処案としては、ある程度、放置した状態でも育ちやすい木々の大量植林などがあげられる。これは実際に行われていて、成果を出している。

参考文献 ぼくらの地球【地球温暖化教室】 [1]

ハンドル名 コーヒー牛乳


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