終末時計

出典: Jinkawiki

概要

終末時計とは、核戦争による地球滅亡を午前0時として核の脅威に環境・経済問題から考えられる残り時間を示したものである。1947年のマンハッタン計画で最初の原爆開発kに参加したアメリカの科学者らによって創設されたもの。2019年までに24回針が動かされていたが、2020年1月23日に米科学誌の原子力科学者会報(BAS)は終末時計の針が昨年の2分から20秒進んだ残り100秒であると発表した。これは過去最も終末に近い数値である。

終末までの時間

1947年 7分   

1949年 3分   +4分 旧ソ連初の核実験

1953年 2分   +1分  米水爆実験

1960年 7分   -5分

1963年 12分   -5分

1968年 7分   +5分

1969年 10年   -3分

1972年 12分   -2分

1974年 9分   +3分

1980年 7分   +2分

1981年 4分   +3分

1984年 3分   +1分   米ソ関係悪化

1988年 6分   -3分

1990年 10分   -4分

1991年 17分   -7分

1995年 14分   +3分

1998年 9分   +5分

2002年 7分   +2分

2007年 5分   +2分

2010年 6分   -1分

2012年 5分   +1分

2015年 3分   +2分   気候変動

2017年 2分30秒 +30秒   気候変動

2018年 2分   +30秒   核戦争への懸念

2020年 1分40秒 +20秒   気候変動、核・サイバー戦争への懸念


終末時計の1分が現実のどのくらいの時間に相当するのか明確に定められてはいないようだが、2012年以降終末に近づき続けており、2020年現在過去最短の数値が発表されたのでこれ以降針が進むことがないように祈るばかりである。気候変動に関しては地球温暖化の防止など個人の努力によっても協力できるだろう。

参考・引用

Wikipedia 世界終末時計 https://ja.wikipedia.org/wiki/世界終末時計

浜島書店 アカデミア世界史

ハンドルネーム つるお


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