自律神経系
出典: Jinkawiki
自律神経系は心臓、胃、肺、腸、そして内分泌腺(たとえば、脾臓、唾液腺、副腎)を含めた内部環境のはたらきの調整に関わっている。自律神経系と呼ばれている理由は、自律神経系支配の活動の多くが自律的なものであり、たとえば消化や呼吸などのように自己調節的であるからである。これらの活動は、私たちが意識的に努力しなければならないものではなく、そのため眠っているときでさえも持続的に活動している。 体性神経系の場合と同じように、自律神経系も求心性神経と遠心性神経からなっている。求心性神経は内臓器からの感覚性の信号を中枢神経系ヘ伝え、一方で遠心性神経は中枢神経系由来の運動性の信号を内臓器ヘと伝えている。
参考文献
マイケル W. アイゼンク『アイゼンク教授の心理学ハンドブック』ナカニシヤ出版