菜食主義
出典: Jinkawiki
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菜食主義
日本における菜食主義は、明治中期に英語のvegetarianismの訳語が菜食主義として紹介され、明治後期から社会運動が始まった。近年はベジタリアンという表現を用いることも増えている。国際ベジタリアン連合は「肉、魚介類及びそれらの副生成物含有物を食べない者」をベジタリアンの定義としている。
起源
宗教において肉体より精神を至高のものとする禁欲主義の影響が大きいと考えられるものもあるが、この中には、霊や精神性に対し生殖欲が肉体性を象徴するとして罪悪視されたものもある一方、断食のように修行の一環として菜食主義的な粗食を志向し、即身仏のように自発的殉教死に至るものもあった。
分類
欧米では卵と牛乳を許容する一方で、日本では魚を許容している。マクロビオティックは有機栽培や地産地消などがテーマに含まれており、他の菜食主義者とは根本的な発想が異なる。ベジタリアンの分類として他に、乳製品と卵は食べる乳卵菜食のオボ・ラクト・ベジタリアンや、乳製品は食べるが牛の胃の消化液であるレンネットは食べない乳菜食者のラクト・ベジタリアン、乳製品・卵・はちみつ等の動物性食品を一切食べないうえ、食用以外の皮革製品等の動物使用も一切禁じている純粋菜食者/完全菜食主義者のヴィーガンという者たちがいる。
健康への影響
かつては、厳格なマクロビオティックのような極端な食事はエネルギーや色々な栄養素が不足する恐れがあり、子どもには不適切であるなどとマイナスな印象を持たれていたが、近年の研究でマクロビオティック等の食事法とがんとのリスクに関係があると断言できないという報告や、ベジタリアンと非ベジタリアンの両者で死亡率と脳血管疾患に差は確認されなかったという報告がある。さらには、菜食者はがん、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病といった死因に関わる生活習慣病のリスクが減るという研究結果もある。
ベジタリアンの芸能人
上で述べたように、ベジタリアンにもいろいろ種類があるが、ここではベジタリアンであることが知られている芸能人を挙げていく。土屋アンナ、松井玲奈は肉を食べないことを公言している。杉田かおるは「オーガニックライフ」という本を出版し、家庭菜園もしている。ほかにも、ダイエットのためや健康のため、肉を食べない生活をしている芸能人や有名人は多い。
参照
https://sinsin-kenkou.net/archives/3073
https://ja.wikipedia.org/wiki/
投稿者 F.N