難民21
出典: Jinkawiki
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難民とは
1951年に定められた「難民の地位に関する条約」において「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々であると定義している。
難民の歴史
どの時代でも「難民」は存在していたが、「難民問題」として国際的に注目されるようになったきっかけは、ロシア革命等で難民が急激に増加した第一次世界大戦後のことである。また、第二次世界大戦の最中、ホロコースト(大量虐殺)が起き、難民を保護しなければならない必要性がより高くなった。1950年に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が設立、そして翌年1951年に難民条約が定められた。
日本と難民
古くから日本の難民受け入れは行われており、東南アジアでの体制変化によって国から逃れてきた難民の受け入れから始まった。1981年、日本は難民条約に加入し、難民保護という国際的な責務を背負うこととなった。日本で難民が暮らすにあたり、その方法は大きく分けて2つあると言われている。1つ目は難民認定を受けるというもの、そして2つ目は第三国定住制度の利用である。
難民問題の課題
まだ多くの難民が助けを求めているのが現状である。難民の受け入れ態勢を各国で強化していくことはもちろん、まずは「難民問題」について理解をすることが先決である。今、日本や世界でどのような取り組みがなされているのか、何がニーズとされているのか等を把握することがこれからの課題となってくる。
参考文献
UNHCR https://www.unhcr.org/jp/what_is_refugee
難民支援協会 https://www.refugee.or.jp/refugee/
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 http://sva.or.jp/wp/?p=23036&gclid=EAIaIQobChMIj4--mqCQ5wIVxqqWCh3vuQZaEAAYASAAEgJSIPD_BwE
HN:ABTN