IOC2
出典: Jinkawiki
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IOCとは
IOCとは、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee)の略称である。近代オリンピックを主催する団体であり、オリンピックに参加する各スポーツの国際統括団体(例 サッカーであればFIFA)を統括する組織である。本部はスイス・ローザンヌのオリンピックハウス。設立者はピエール・ド・クーベルタンである。現会長はドイツ人のトーマス・バッハ。
2020東京オリンピック正式種目
IOCの定める正式種目と東京大会で新たに追加される種目を合わせた2020東京オリンピック正式種目は以下の通りである。 陸上、ボート、カヌー、自転車、馬術、セーリング、レスリング、柔道、ボクシング、フェンシング、射撃、アーチェリー、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール、サッカー、ホッケー、近代五種、卓球、テニス、バドミントン、水泳、野球、ソフトボール、体操、ウエイトリフティング、ゴルフ、空手、ラグビー、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、テコンドー、トライアスロンの33種目である。開催種目はオリンピックごとに多少の変更があり、東京大会で新たに追加されたのは野球(男子)、ソフトボール(女子)、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5種目である。
IOCが定めるオリンピック正式種目の条件
男子は最低4大陸・75カ国以上で競技が行われているもの、女子は最低3大陸・40カ国以上で競技が行われているものに限り、条件を満たしていて初めてオリンピック正式種目になる権利を得る。しかし、条件を満たしていても正式種目になるとは限らない。
IOCによる開催地の決定
原則、当該オリンピックの開催7年前にIOC内の投票で決定する。選手村の設営や運営費調達に時間がかかるためである。投票段階に至るまでには以下のような段階を踏む。
1 立候補地申請をIOCに送付。 2 それを受けてIOCが質問状を立候補地に送付。(「なぜ開催したいか」「金銭面は大丈夫であるか」「国は応援してくれるか」など) 3 質問状の答えを受けて書類選考の末、5都市が正式候補都市に。 4 都市評価委員会が現地に視察、報告書をまとめる。現地に行かないIOC委員にはこの報告書が投票先を決める材料となる。
なお、IOCの視察ではないのは、開催したいために高価な土産やもてなしを委員に対してしてしまい、投票に影響するためである。 都市評価委員会にはIOC委員もいるが、選手代表やオリンピックの専門家もいる。
東京五輪開催決定の際はイスタンブールとマドリードが正式候補都市として共に立候補していた。
過去の開催都市(1948~2019)
夏/ロンドン、ヘルシンキ、メルボルン、ローマ、東京、メキシコ、ミュンヘン、モントリオール、モスクワ、ロサンゼルス、ソウル、バルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロ
冬/サンモリッツ、オスロ、コルチナダンペッツォ、スコーバレー、インスブルック、グルノーブル、札幌、インスブルック、レークプラシッド、サラエボ、カルガリー、アルベールビル、リレハンメル、長野、ソルトレークシティー、トリノ、バンクーバー、ソチ、平昌
今後の開催予定
夏/東京、パリ、ロサンゼルス
冬/北京、ミラノ・コルティナダンペッツォ
参考文献
https://tokyo2020.org./jp/news/notice/20160804-01.html
https://tokyo2020.org./jp/news/games/sport/olympic/
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/sub/sub_gensya/International/Olympic/event_and_site.htm
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