QOL2
出典: Jinkawiki
QOLとは 「Quority Of Life」 のそれぞれ頭をとったもので「生活の質」のことである
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はじまり
世界的には1965年ころから使われ始め、1972年のローマクラブ報告書『成長の限界』の中で使用されて以来、ひろく使われる様になる。
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概念
1970年代以降各国において、経済成長を背景とした賃金上昇のゆきづまりや、公害・環境問題への対応など、さまざまな課題を抱える中での人々の生活を向上させる基本的な概念として登場する。 また、QOLは物理的な豊かさやサービスの量、個々の身辺自立だけでなく、精神面を含めた生活全体の豊かさと自己実現を含めた概念でもある。
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近年でのとらえ方
1960年代までの医学的リハビリテーションや福祉では、ADLが意味する、歩行、摂食、衣服の着脱、洗面、入浴、排便といった日常生活における身辺動作の回復や介助という点のみが目指されてきた。しかし、70年代のターミナルケアや障害者の自立生活運動などの領域で、ADLのみに注目するのではなく、身辺自立ができなくても他者の介助を利用して当事者の望む生活の質を確保することに目が向けられるようになった。高齢者福祉においても、生きがいや幸福感といったQOL向上の援助が求められている。
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QOLを高める社会的条件
(1) 環境や生活用具の開発と活用
(2) サービスや施設のシステム化
(3) 職員の専門性と共生
(4) QOLのコントロールのための方策
(1) 社会の価値と資源配分の転換
参考文献 『社会福祉基礎』、実教出版、平成20年