World Wide Web
出典: Jinkawiki
世界中からアクセス可能なインターネット上の情報のこと。 HTTPによって提供される、クライアント/サーバ型の情報検索システム。電子メールと並ぶ、インターネットを使ったサービスの代表格である。欧州核物理学研究所(CERN)のTim Berners-Lee氏が所内の論文閲覧システムとして1989年に考案したものを基礎としている。情報と情報を、ハイパーリンクによってつなぐことができる。情報どうしをつなぐリンクが、蜘蛛の巣(web)のように広がっているイメージから、この名前がつけられた。
World Wide Web(ワールド ワイド ウェブ、略名: WWW)
WWWの標準規格
WWW を構成する根本的な標準規格が3つ存在する。
●Uniform Resource Identifier (URI) は、ウェブページのようなWWW上の資源を参照するための汎用のシステムである。
●Hypertext Transfer Protocol (HTTP) は、ブラウザとWebサーバの通信方法を指定したものである。
●HyperText Markup Language (HTML) は、ハイパーテキスト文書の構造と内容を定義している。
WEBの仕組み
World Wide Web 上のウェブページにアクセスするためには、ウェブブラウザにURLを入力するか、ウェブページのリンクをたどればよい。第一段階としてURIのサーバ名を表す部分がドメイン・ネーム・システム (DNS) と呼ばれるインターネットの分散データベースによってIPアドレスに変換される(IPアドレスが直接指定されている場合はこの変換は行われない)。
次に、そのIPアドレスに対応する WWW サーバに対して、URIのスキーム(通信方法などの指定)に従い接続を試みる。プロトコルとしては主にHTTPが使用される。一般的なウェブページでは、ページを構成するHTMLドキュメントや画像ファイルが要求され、即座に要求元に転送される。
ウェブブラウザは、受け取ったHTMLファイルやCSSファイルにしたがってレンダリングし、画像をはめ込み、リンクをはめ込むなどの仕事を行う。これによってユーザーが見ている画面上の「ページ」が生み出される。
多くのウェブページは他の関連するページとのハイパーリンクを含んでいる。それは例えばダウンロードのページだったり、ソース文書だったり、他の定義だったり、ウェブ上の何かの資源だったりする。このハイパーリンクによって情報の網(英語: web)が形成される。これによって World Wide Web が構成されているのである。
参考資料
World Wide Web - Wikipedia[1]
HN:はりー