シロナガスクジラ
出典: Jinkawiki
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- | 参考:クジラ・イルカ大図鑑 アンソニー・マーティン編著 粕谷俊夫監訳 1991年 | + | |
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+ | クジラ・イルカ大図鑑 アンソニー・マーティン編著 粕谷俊夫監訳 1991年 | ||
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+ | シロナガスクジラ(http://biggame.iza-yoi.net/whale/bluewhale.html) | ||
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シロナガスクジラとはナガスクジラ類ナガスクジラ科のクジラであり、地球上で最も大きいとされる動物である。
特徴
特徴は、やはりその大きなか体である。 成熟個体の平均体長は、オスが25m、メスは26.2mである。南半球のシロナガスクジラのほうが北半球の同種よりもかなり大きい。24m以上の大きさならばシロナガスクジラであると考えてよい。 体色は全体的に、濃い青灰色が基本色で、胸びれの裏側は白色または青淡色である。高緯度地域では全身が珪藻に覆われていることがある。 シロナガスクジラの噴気の高さは9mにも及ぶ。通常2分に1回の割合で呼吸をするが、高速遊泳する際は1分間に6回も呼吸することがある。 潜水時間は通常3~10分であるが、長いときには20分以上もぐることもある。 採食活動中の遊泳速度は時速2~6.5kmほどであり、基本的にオキアミしか食べない。食事の仕方は、氷塊の縁に付きまとい、そこに発生する大量のオキアミ類を捕食するというもの。 その際、下あごの先から臍の周辺まで、腹側を覆う弾力性に富んだ組織によって、大量の水を吸い込み、その後口を閉じて、水を吐き出し、ひげを利用してオキアミをこしとるという方法で採食をする。 水温の変化にも耐性がついているらしく、分布域は両半球の赤道域から極域までとかなり広い
捕鯨
1920年代の個体数は南半球で22万頭、北半球で8000頭だったと考えられているが、現在では南半球で1~1万2000頭、北半球では3000頭ぐらいと考えられる。 19世紀後半ににできた高速捕鯨船や爆発銛(もり)が開発されたことによって、それまで捕鯨不可だったシロナガスクジラの捕獲ができるようになった。 1930~1931年の世界におけるシロナガスクジラの捕獲数は3万頭近くにのぼる。 1946年には国際捕鯨取締条約が締結されたが、その時にはシロナガスクジラの個体数は激減しており、利潤追求のために条約を無視する捕鯨産業の影響もあり、シロナガスクジラの捕獲が全海域で停止された1966年には累計捕鯨頭数は3万頭に上っていた。
参考
クジラ・イルカ大図鑑 アンソニー・マーティン編著 粕谷俊夫監訳 1991年
シロナガスクジラ(http://biggame.iza-yoi.net/whale/bluewhale.html)
Ryoyan