水不足2

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2015年7月31日 (金) 13:29の版
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水は私たちが生きていく上で欠かすことができません。水が豊富な日本では、昔は自然が浄化できる範囲の活動でしたが、今はその範囲を超えてしまっています。 水は私たちが生きていく上で欠かすことができません。水が豊富な日本では、昔は自然が浄化できる範囲の活動でしたが、今はその範囲を超えてしまっています。
- 私たち一人ひとりが水の使い方を見直すことが必要です。+私たち一人ひとりが水の使い方を見直すことが必要です。水の危機(水を汚染し、ムダ使いしているのが自分であること)を知ること
-水の危機(水を汚染し、ムダ使いしているのが自分であること)を知ること+徹底した節水、4R(やめる、減らす、再使用)が基本
- 徹底した節水、4R(やめる、減らす、再使用)が基本+風呂、洗たく、水洗トイレ、洗面、炊事、洗車、庭の水まきなど
- 風呂、洗たく、水洗トイレ、洗面、炊事、洗車、庭の水まき など+できるだけ国産品を利用する(仮想水を減らすことにつながる)
- ・できるだけ国産品を利用する(仮想水を減らすことにつながる)+台所などから油などを流さない(生活排水は海へと流れていく)
-・台所などから油などを流さない(生活排水は海へと流れていく)+

2015年7月31日 (金) 13:30の版

目次

水不足

水不足原因

地球規模(ちきゅうきぼ)の水不足の最大の原因とは、「人口増加(じんこうぞうか)」です。人が急激に増えてきたので、水を消費する量も比例して多くなりました。20世紀の100年間で、世界で使われる水の量が6倍にもふくれあがってしまいました。 人が増えると、もちろん食料もたくさん作らなくてはいけません。そのために、水がさらに必要になります。また、産業が成長し機械化(きかいか)が進むと、工業用水が必要になるので、多くの地下水を汲み上げることで、水がなくなってしまったり、大きく減少するということがあります。 の理由として経済的なものもあります。国が貧しいために村に井戸をつくるお金がない、ということも水が不足している要因の一つになっています。でも、このように水不足で大変な国でも、僅かな水を、農作物をつくるのに使うことができることもあります。そこでつくられた農作物は外国に運ばれます。運ばれる先の多くはアメリカ、ヨーロッパや日本などといった先進国であるため、自分の国で販売するより高い金額で売れます。このようにして、お金を手に入れないと自分の国で生活していくことができないためです。 また、自然災害が要因の一つにあげられます。干ばつは水不足の大きな原因となります。地球温暖化により異常気象が増加し、世界のいろいろなところで干ばつが発生(はっせい)しやすくなっています。

世界の議論

水資源の危機など地球的環境問題が深刻化を増す中で、2002年8月に世界180カ国の首脳らが参加して、水問題を主要なテーマに、「持続可能な開発に関する世界首脳会議(環境開発サミット)」が南アフリカで開かれました。主な議題としては①水など天然資源の保全と管理②持続可能でない生産消費形態の変更③貧困の撲滅-などで、清浄な水、エネルギー、食料安全保障等へのアクセス改善など、各国に一層の行動を促す「世界実施文書」を採択されました。また、2003年3月には、日本で世界水フォーラムが開催され、環境開発サミットで約束された国際的水問題の解決に向け、各国の具体的な行動を導くこととしています。こうした国際的な議論の中で、先進国における消費のあり方が、環境保全型か、持続維持可能かどうかが厳しく問われています。特に、世界の食料や木材を大量に買いあさる、輸入大国日本への世界の目は厳しく、我が国においても、国内の食料安全保障・環境保全に向けた長期政策を真剣に検討するとともに、地球環境保全に向けた国際貢献を前提に積極的な提言・行動が必要なのです

私たちがすべきこと

世界の水資源を守るために、先進国に住む私たち一人ひとりが考えることが大切です。なぜなら、先進国に住む私たちのライフスタイルが、世界の水問題に大きな影響を与えているからです。日本は食料の60%を輸入に頼っていますが、これらの食料を生産するためには、大量の水が必要です。私たちの目に見えないところで、日本は外国の水を使っているのです。これを「仮想水(バーチャルウォーター)」と言います。2005年において、海外から日本に輸入されたバーチャルウォーター量は、約800億m³であり、その大半は食料に起因しています。 世界の水を守るためには、水の少ない国や地域に協力するだけでなく、私たちが身の回りでできることを行っていくことが大切です。地元の食べ物を食べれば、たくさんの食料を輸入しなくてもいいので、世界の水の消費が少なくて済みます。水を作る森を守るため、紙や木をできるだけ使わないように資源節約に心がけ、温室効果ガスの削減のための省エネ活動に取り組みましょう。

できることからはじめよう

水は私たちが生きていく上で欠かすことができません。水が豊富な日本では、昔は自然が浄化できる範囲の活動でしたが、今はその範囲を超えてしまっています。 私たち一人ひとりが水の使い方を見直すことが必要です。水の危機(水を汚染し、ムダ使いしているのが自分であること)を知ること 徹底した節水、4R(やめる、減らす、再使用)が基本 風呂、洗たく、水洗トイレ、洗面、炊事、洗車、庭の水まきなど できるだけ国産品を利用する(仮想水を減らすことにつながる) 台所などから油などを流さない(生活排水は海へと流れていく)


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