カピチュレーション
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2015年7月31日 (金) 15:18の版
カピチュレーションとは
15～１６世紀にかけて、最栄期であったオスマン帝国が西ヨーロッパの人々（おもにキリスト教徒）に対して、領事裁判権、租税免除、身体、財産の安全を保障した一種の治外法権のこと。セリム一世と続くスレイマン一世がフランスとの友好・通商関係を深めるために恩恵的処置として与えたのが始まりで、その後イギリス、オランダにも与えられた。しかし18世紀以降オスマン帝国が衰退すると、西欧列強諸国に有利な不平等条約として解釈・利用され侵略の足掛かりとされた。
