じゃがりこ

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目次

基本情報

じゃがりこは、1995年(平成7年)からカルビー株式会社が製造・販売しているジャガイモを主原料としたスナック菓子。一度ふかしたジャガイモを細い棒状に整形して油で揚げたもので、カップ状の容器に入れられている。


概説

カリカリ・サクサクとした独特の食感や、さまざまなフレーバーが限定商品として販売されることで子供や若者に人気がある。年商が250億円を超えるカルビーの看板商品である(2011年(平成23年)10月現在)。

カルビー初期のヒット商品であるかっぱえびせん・1970年代のカルビーポテトチップス・1980年代のシリアル(現在のコーンフレーク・フルグラなど)に次いで、1990年代を代表する主力商品となるよう開発された。当時ルーズソックスで世を席巻していた女子高生を意識し、彼女たちが「カバンに入れて持ち歩けるお菓子」をイメージして開発された。1994年に「じゃがスティック」を試験販売、そのカップ型で初めて「じゃがりこ」が使われた。商品名の候補には「カリットポテト」「ポテッキー」「スリムポテト」などがあったが、若手社員中心の開発チームで議論するうち、男性社員の「友人の利加子さんに試食させたら美味しそうだった」という話で盛り上がり、「じゃがいもりかこ⇒じゃがりかこ⇒じゃがりこ」となった。1995年に新潟を始めに日本全国で発売され、テレビCMは、角田マキが、じゃがりこを連呼したものだった。本格的に売れ始めたのは1997年秋ごろからだった。


味の種類

じゃがりこは、様々な味が販売されている。通年で全国販売される主な味の種類は、単色を基調にしたパッケージデザインだが、限定ものには色々な種類がある。

現行 サラダ味 通常サイズ(約60g)の他、ミニカップ(約30g)も発売されている。また、駅売店・車内販売用の箱入り(約45g)や100円ショップ用のミドルサイズ(約40g)がある。 チーズ味 じゃがバター味 たらこバター味 香味醤油味 緑黄野菜味 赤野菜味


類似商品

さつまりこさつまりこ - じゃがりこのサツマイモ版。(秋冬期間限定品) とうもりこ - じゃがりこのトウモロコシ版。(北海道限定品) ほんじゃが - 皮付きポテト風。 じゃがポックル - 北海道限定品。塩味。 ジャガビー - ほんじゃがの後継商品。 ポテりこ - プロントでのみ販売されているコラボレーション商品。素材自体はじゃがりこと同じだが、乾燥させずに店で揚げて出される。


その他

じゃがりこに湯や温めた牛乳をかけると水分を吸い込み、マッシュポテトのようになる。


参考文献

じゃがweb

ほるぷ出版「カルビー見学!日本の大企業」


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