Asimo

出典: Jinkawiki

(版間での差分)
2015年8月1日 (土) 01:59の版
Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録)

← 前の差分へ
最新版
Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録)

7 行 7 行
ホンダのロボット開発は、「社会と共存・協調しながら、人間社会に新たな価値をもたらすモビリティとして創造したい。」という熱意から始まった。1986年から秘密裏に行われており、Eシリーズ(下半身だけの実験型)、Pシリーズ(人型をした試作型)を経て正式に開発が発表されたのは1996年のことで、P2(プロトタイプ2)と呼ばれるモデルが発表された。 ホンダのロボット開発は、「社会と共存・協調しながら、人間社会に新たな価値をもたらすモビリティとして創造したい。」という熱意から始まった。1986年から秘密裏に行われており、Eシリーズ(下半身だけの実験型)、Pシリーズ(人型をした試作型)を経て正式に開発が発表されたのは1996年のことで、P2(プロトタイプ2)と呼ばれるモデルが発表された。
最初に開発された二束歩行ロボットは1歩を出すのに15秒もかかった。正式にASIMOとして発表されたのは2000年のことである。一般的な生活空間で使用することを前提に歩行自在性のさらなる向上および、システムの簡素化に成功した。 最初に開発された二束歩行ロボットは1歩を出すのに15秒もかかった。正式にASIMOとして発表されたのは2000年のことである。一般的な生活空間で使用することを前提に歩行自在性のさらなる向上および、システムの簡素化に成功した。
-2005年12月13日に新型「ASIMO 2005」を発表する。外見はほとんど変わらないが、旧型より背中のランドセル型制御部が小型化し、ボディが丸みを帯びている。また、バランス能力の向上、通常歩行速度は時速2.7km(従来モデルは時速1.6km)、時速6kmで走行(跳躍時間 0.08秒)するほか、自動で受付案内やワゴンを使ったデリバリー作業等を行なえるようになった2011年11月8日に発表されたモデルでは、重量を6kg軽減し、最高速度が時速9kmに向上した。そして、3人から同時に受けた注文の判別が出来るまでになった。また、身体能力の向上により片足けんけんや両足ジャンプなどが連続して実行することが可能となる。+2005年12月13日に新型「ASIMO 2005」を発表する。外見はほとんど変わらないが、旧型より背中のランドセル型制御部が小型化し、ボディが丸みを帯びている。また、バランス能力の向上、通常歩行速度は時速2.7km(従来モデルは時速1.6km)、時速6kmで走行(跳躍時間 0.08秒)するほか、自動で受付案内やワゴンを使ったデリバリー作業等を行なえるようになった.
 +2011年11月8日に発表されたモデルでは、重量を6kg軽減し、最高速度が時速9kmに向上した。そして、3人から同時に受けた注文の判別が出来るまでになった。また、身体能力の向上により片足けんけんや両足ジャンプなどが連続して実行することが可能となる。
13 行 14 行
ASIMOの開発者たちが目指しているのは、あくまで機械であって、便宜上『人の形をした機械』である。単なる人間の代替物ではなく、人の形をした機械だからこその役割がきっとあると考えられている。ASIMOはこれまでに人の顔を認識したり、言葉を発したり、人の指した方向を理解したりといった能力を次々と身に付けてきた。まずはそのような「コミュニケーション」の力を身に付けることで、親しみをもってもらえるようになると考えられている。 ASIMOの開発者たちが目指しているのは、あくまで機械であって、便宜上『人の形をした機械』である。単なる人間の代替物ではなく、人の形をした機械だからこその役割がきっとあると考えられている。ASIMOはこれまでに人の顔を認識したり、言葉を発したり、人の指した方向を理解したりといった能力を次々と身に付けてきた。まずはそのような「コミュニケーション」の力を身に付けることで、親しみをもってもらえるようになると考えられている。
 +
 +
 +== 参考文献 ==
 +
 +Honda|ASIMO http://www.honda.co.jp/ASIMO/
 +Honda Collection Hall|ASIMO - ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/collection-hall/asimo/story/story4.html
 +
 +HN おみず

最新版

asimoはホンダが開発した、世界初の本格的な二足歩行ロボットである。階段の上り下り、旋回、ダンスなども可能である。 「ASIMO」という名称は「Advanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティ)」の略である。開発の動機に手塚治虫の鉄腕アトムがあったとも考えられている。

開発史

ホンダのロボット開発は、「社会と共存・協調しながら、人間社会に新たな価値をもたらすモビリティとして創造したい。」という熱意から始まった。1986年から秘密裏に行われており、Eシリーズ(下半身だけの実験型)、Pシリーズ(人型をした試作型)を経て正式に開発が発表されたのは1996年のことで、P2(プロトタイプ2)と呼ばれるモデルが発表された。 最初に開発された二束歩行ロボットは1歩を出すのに15秒もかかった。正式にASIMOとして発表されたのは2000年のことである。一般的な生活空間で使用することを前提に歩行自在性のさらなる向上および、システムの簡素化に成功した。 2005年12月13日に新型「ASIMO 2005」を発表する。外見はほとんど変わらないが、旧型より背中のランドセル型制御部が小型化し、ボディが丸みを帯びている。また、バランス能力の向上、通常歩行速度は時速2.7km(従来モデルは時速1.6km)、時速6kmで走行(跳躍時間 0.08秒)するほか、自動で受付案内やワゴンを使ったデリバリー作業等を行なえるようになった. 2011年11月8日に発表されたモデルでは、重量を6kg軽減し、最高速度が時速9kmに向上した。そして、3人から同時に受けた注文の判別が出来るまでになった。また、身体能力の向上により片足けんけんや両足ジャンプなどが連続して実行することが可能となる。


 ASIMOの将来

ASIMOの開発者たちが目指しているのは、あくまで機械であって、便宜上『人の形をした機械』である。単なる人間の代替物ではなく、人の形をした機械だからこその役割がきっとあると考えられている。ASIMOはこれまでに人の顔を認識したり、言葉を発したり、人の指した方向を理解したりといった能力を次々と身に付けてきた。まずはそのような「コミュニケーション」の力を身に付けることで、親しみをもってもらえるようになると考えられている。


参考文献

Honda|ASIMO http://www.honda.co.jp/ASIMO/ Honda Collection Hall|ASIMO - ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/collection-hall/asimo/story/story4.html

HN おみず


  人間科学大事典

    ---50音の分類リンク---
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                          
                  
          

  構成