電気
出典: Jinkawiki
2015年7月31日 (金) 23:28の版 Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
最新版 Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録) (→歴史) |
||
1 行 | 1 行 | ||
- | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
物体は、原子や分子などの小さな粒の組み合わせでできており、そそ原子と 分子を結び付けているのが電子である。電子は、原子の周りで弧を描いて回り、原子と原子が合わさり分子になるとハチのように電子が動きはじめる。電子は、分子の周りだけを動くものと、自由に動くものの2種類存在する。金属では、分子が強く結合している。電子はその中を自由に飛び回ることができ、これを「自由電子」と呼んでいる。この自由電子が決まった方向に流れ続けるとそれが電気となる。静電気などの自然に起こりうるものもあるが列記とした電気だ。私達がいつも使っている電気は、静電気ではなく、動電気。つまりいつも決まった方向に一定に近い強さで流れる電気でないと、使えない。それを生み出すのが発電というわけだ。 | 物体は、原子や分子などの小さな粒の組み合わせでできており、そそ原子と 分子を結び付けているのが電子である。電子は、原子の周りで弧を描いて回り、原子と原子が合わさり分子になるとハチのように電子が動きはじめる。電子は、分子の周りだけを動くものと、自由に動くものの2種類存在する。金属では、分子が強く結合している。電子はその中を自由に飛び回ることができ、これを「自由電子」と呼んでいる。この自由電子が決まった方向に流れ続けるとそれが電気となる。静電気などの自然に起こりうるものもあるが列記とした電気だ。私達がいつも使っている電気は、静電気ではなく、動電気。つまりいつも決まった方向に一定に近い強さで流れる電気でないと、使えない。それを生み出すのが発電というわけだ。 | ||
6 行 | 5 行 | ||
== 歴史 == | == 歴史 == | ||
・明治(1868~1911) | ・明治(1868~1911) | ||
- | 長い鎖国の時代が明け、西欧の文明に驚きと感動の連続だった文明開化の時代、街にはモダンな西洋文化があふれた。その象徴の一つが電灯照明。1882年に初めての発電所が登場し、電灯は東京を中心に急速に普及します。さらにエレベーターや電車など、電気は動力用としても利用され、次々と発電所が建設されることとなった。 | + | |
+ | 長い鎖国の時代が明け、西欧の文明に驚嘆した文明開化の時代、街にはモダンな西洋文化が浸透した。その象徴の一つが電灯照明。1882年に初めての発電所が登場し、電灯は東京を中心に急速に普及し、さらにエレベーターや電車など、電気は動力用としても利用され、次々と発電所が建設されることとなった。 | ||
+ | |||
・大正から昭和(1912~1945) | ・大正から昭和(1912~1945) | ||
- | 軍需景気にわき工場動力の電化が進み、東京市内の家庭には電灯が完全普及。ラジオ放送が始まり、百貨店も開店しました。しかし人々の生活は関東大震災(1923)や相次ぐ戦争に翻弄されるようになった。 | + | |
+ | 軍需景気にともなり工場動力の電化が進み、東京市内の家庭には電灯が完全普及。しかし人々の生活は関東大震災(1923)や相次ぐ戦争に翻弄されるようになった. | ||
+ | |||
・昭和(1946~1988) | ・昭和(1946~1988) | ||
+ | |||
高度経済成長期の日本でエネルギー資源を石油に依存することを改め、バランスのよい電源構成を目指し、石油の代替エネルギーとして有望な原子力発電所は70年代に次々と稼働していった。電気が私たちの生活には必需品と呼べるものとなった。 | 高度経済成長期の日本でエネルギー資源を石油に依存することを改め、バランスのよい電源構成を目指し、石油の代替エネルギーとして有望な原子力発電所は70年代に次々と稼働していった。電気が私たちの生活には必需品と呼べるものとなった。 | ||
- | 参考文献 | + | == 参考文献 == |
http://panasonic.co.jp/ad/pks/kyoushitsu/library/lib01elc/l01016.html | http://panasonic.co.jp/ad/pks/kyoushitsu/library/lib01elc/l01016.html | ||
+ | |||
http://www.fepc.or.jp/enterprise/rekishi/ | http://www.fepc.or.jp/enterprise/rekishi/ | ||
HN:シュガー | HN:シュガー |
最新版
概要
物体は、原子や分子などの小さな粒の組み合わせでできており、そそ原子と 分子を結び付けているのが電子である。電子は、原子の周りで弧を描いて回り、原子と原子が合わさり分子になるとハチのように電子が動きはじめる。電子は、分子の周りだけを動くものと、自由に動くものの2種類存在する。金属では、分子が強く結合している。電子はその中を自由に飛び回ることができ、これを「自由電子」と呼んでいる。この自由電子が決まった方向に流れ続けるとそれが電気となる。静電気などの自然に起こりうるものもあるが列記とした電気だ。私達がいつも使っている電気は、静電気ではなく、動電気。つまりいつも決まった方向に一定に近い強さで流れる電気でないと、使えない。それを生み出すのが発電というわけだ。
歴史
・明治(1868~1911)
長い鎖国の時代が明け、西欧の文明に驚嘆した文明開化の時代、街にはモダンな西洋文化が浸透した。その象徴の一つが電灯照明。1882年に初めての発電所が登場し、電灯は東京を中心に急速に普及し、さらにエレベーターや電車など、電気は動力用としても利用され、次々と発電所が建設されることとなった。
・大正から昭和(1912~1945)
軍需景気にともなり工場動力の電化が進み、東京市内の家庭には電灯が完全普及。しかし人々の生活は関東大震災(1923)や相次ぐ戦争に翻弄されるようになった.
・昭和(1946~1988)
高度経済成長期の日本でエネルギー資源を石油に依存することを改め、バランスのよい電源構成を目指し、石油の代替エネルギーとして有望な原子力発電所は70年代に次々と稼働していった。電気が私たちの生活には必需品と呼べるものとなった。
参考文献
http://panasonic.co.jp/ad/pks/kyoushitsu/library/lib01elc/l01016.html
http://www.fepc.or.jp/enterprise/rekishi/
HN:シュガー