世界の宗教

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-井上順孝=著 「図解雑学 宗教」  ナツメ社+井上順孝著 「図解雑学 宗教」  ナツメ社
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目次

キリスト教

キリスト教は、その歴史とともに様々な教派に分かれている。人は皆生まれながら原罪を背負う。罪深い存在である。神が使わした神の子イエスは、人々の身代わりとなってその罪をあがなった。そのため、イエスを救世主(キリスト)として信じ、神が人間に平等に与える無差別無償の愛(アガペー)に対し、神を愛し信じ隣人を愛することによって私たちの原罪が許され、永遠の命が与えられるというように説いた。

イスラム教

イスラム教はユダヤ教・キリスト教と同じ神を信仰する一信教で、アラビアの預言者ムハンマドによって創始された。聖典コーランによれば、人々は神の意志に身をゆだね、その教えに従って正しい行いをし、同胞は互いに助け合い、尊重しあわなければならないと説いた。

仏教

ブッタ(ゴータマ=シッダッタ)が説いた教えは人生における苦しみの原因とその克服方法である。人生は全て苦である。この世のすべてのものは移ろいゆき、消滅変化している。(諸行無常)そしてすべては相互依存によって存在しているのであり、固定された実体というものは持たない。しかし人間というのは煩悩を持っているものである。だからすべての生きているものに対して慈悲の心をもっていかなければならない。

儒教

中国の伝統的な道徳哲学であり、朝鮮や日本の思想や文化にも大きな影響を及ぼした。孔子は「仁」を中心とした教えを説き、人間にふさわしい秩序と調和のある社会を築こうとした。仁とは人と人との間に自然に発生する思いやりや慈しみであり、人間関係におけるこころの持ち方の理想である。孔子は、仁の心に裏付けられた人間の社会生活に必要な外的規範(慣習、制度、道徳など)である礼が日常的に実践されることを重視し、仁と礼の一致を望んだ。政治については、孔子は当時の流行していた法治主義の立場をとらず、徳地主義を説いた。

参考文献

http://ameblo.jp/sumumu/entry-11152508401.html

井上順孝著 「図解雑学 宗教」  ナツメ社


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  人間科学大事典

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