トマス・ゴードン
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2010年1月19日 (火) 16:43の版
トマス・ゴードン(Thomas Gordon Ph.D.)。シカゴ大学、同大学院博士課程修了。臨床心理学博士。
シカゴ大学で教鞭をとった後、1963年「親としての役割を効果的に果たす訓練『親業』(Parent Effectiveness Training)」を開発、カリフォルニア州心理学会会長となる。1970年「子どもに関するホワイトハウス会議」にコンサルタントとして出席、親業は「家庭崩壊を防止する新しいモデル」として推薦を受ける。
GTI(ゴードン・トレーニング・インターナショナル)会長として、LET(リーダー訓練)、TET(教師訓練)、ETW(自己実現のための訓練)、YET(青少年のための訓練)など多様な訓練プログラムを開発、世界37カ国にゴードン博士のプログラム指導者がいる(1995年現在)。
全米における親業訓練指導者は現在5000人、これまでの受講者は1000万人以上にのぼり、ニューヨーク州その他では、ゴードン博士のプログラムが教員免許の正式な単位ともなっている。
教師学
ゴードンは人間は誰でも教育者であると考えている。どうしたら、生徒に効果的に教えられるのか。生徒との対立を少なくするにはどうしたらいいのか。そのための方法として、「TET」がある。これは、「教師として効果をあげるための訓練(Teacher Effectiveness Training)」のことで、教師のための完成されたプログラムである。ゴードンに言わせると、TETの方法と技術を使えば、上手くいくのだそうだ。
―教師=生徒の関係で大切なこと― ―教師=生徒の関係で大切なこと―
参考文献
トマス・ゴードン著 奥沢良雄 市川千秋 近藤千恵 共訳 『T.E.T.教師学~効果的な教師=生徒関係の確立~』 小学館 1985年
トマス・ゴードン著 近藤千恵 訳 『ゴードン博士の人間関係をよくする本―自分を活かす相手を活かす―』 大和書房 2002年