ネット依存3

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== 参考文献 == == 参考文献 ==
-・遠藤美季、墨岡孝『インターネット依存から子供を救え』,光文社,2014 +・遠藤美季、墨岡孝『インターネット依存から子供を救え』
-・牟田武生『ネット依存の恐怖:ひきこもり・キレる人間をつくるインターネットの落とし穴』,教育出版,2004+・牟田武生『ネット依存の恐怖:ひきこもり・キレる人間をつくるインターネットの落とし穴』
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2015年7月31日 (金) 01:43の版

目次

ネット依存とは?

 ネット依存とは、チャットやオンラインゲーム等によって、精神的に充足し、安定を得ている状態で、日常生活において生理的に必要と思われること(生理的欲求)以外は、すべてに近い時間をオンラインゲームやチャットに費やして生活している状態のことである。  主に、オンラインゲームによるネット依存は男性が多く、チャットによるネット依存は女性が多いと言われている。

ネット依存になりやすい性格

ネット依存になりやすい性格は大きく分けて四つある。


①社交的でなく内向的なタイプ

②まじめで几帳面な人

③素直なタイプの人。

④一人でいることに対して寂しいや虚しいなどと、不安が強い傾向がある人。その反面バーチャルの世界で目立ちたい、褒められたいという欲求が非常に強い傾向がある。


①は、あまり友達がいなく、暗いイメージの人が多く当てはまると思われる。 ②の性格の人は成績優秀であることが多い。ひとつの物事に熱中しやすいので依存に陥るのも早い。特に大学生だと自由時間がたくさんあるので、高校生まで勉強を頑張り、大学生になってからネットを始め、依存になる人が多い。 ③は周りに流されやすい人である。以前はスポーツをする活発なタイプだったのに、友達に誘われてネットゲームを始め、短期間でネット依存に至ってしまった例もある。 ④は寂しがり屋で常に誰かと繋がっていたいという人である。ネット上のチャットならば常に誰かしら話し相手がいるのでそこに居場所を見つけると、現実よりネットの世界にのめり込んでいってしまう。

ネット依存になりやすい家庭環境

ネット依存になりやすい家庭環境は大きく分けて三つある。


①父親の存在感が薄い傾向がある。母親も子離れできないうえに子供も母親に依存している例が多くみられる。こうした親子関係があると親は共感性が乏しくなりがち。

②両親が共働きである。

③小さいころからインターネットを使っている。


①、②は主に親が子を甘やかしすぎていると依存に陥る可能性が高い。また、家族の仲が悪く家族間のコミュニケーションがないと自分の部屋に引きこもりがちになり、そのうちネットを始め、依存になるケースもある。 ③はネットを使っている兄弟や従妹がいる場合である。もしいる場合、下の子は上の影響を受けやすいためそのことがネット依存へのきっかけになることもある。小さいころからの習慣はそう簡単に治るものではないので小中高、もしくは大人になっても治らないこともあり得るので、この場合は非常に危険である。 そのほかにも、親自体がネット依存で子供もネット依存になることもある。


ネット依存になりやすい社会環境

ネット依存になりやすい社会環境は大きく分けて二つある。


①人間関係

②激しい競争社会


①の場合、現実で人との関係をなんとなく疎ましく感じている人が危険である。現実では人間関係がうまくいかなくてもネット上では匿名で顔もあわさなくてもチャットで会話できるためやりとりに夢中になっているうちに依存に陥ってしまう。 ②は主に韓国の社会の実態である。韓国は今現在、勉強時間世界一の国であり、小学生でも高校生でも一日平均13時間ほど勉強している。大学や将来の就職にも影響するため、学生は厳しい競争社会を強いられている。このような社会だとストレスはもちろん、睡眠時間も少ないため、学校の授業についていけなくなったりして不登校になった人たちがネットを始めると依存にまで至ってしまうケースが多い。


参考文献

・遠藤美季、墨岡孝『インターネット依存から子供を救え』

・牟田武生『ネット依存の恐怖:ひきこもり・キレる人間をつくるインターネットの落とし穴』


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