ロマン派
出典: Jinkawiki
2015年7月31日 (金) 03:54の版 Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
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+ | ロマン主義はまず文芸、絵画、そして音楽の順で展開されたが、その中でも、音と時間による芸術である音楽こそが、抽象度がもっとも根源的で、人間の精神や感情、運動や変化といった概念をストレートに体現できると考えられた。歌詞を伴わない器楽はその中でも純粋度が高く、絶対音楽とよばれた。 | ||
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+ | 一方で、音楽が感情の変化や言葉にならない内面を表現するとして、音楽によって絵画、彫刻、演劇、詩、風景、人物、感情などを描写することを追求した作曲家もいる。ベルリオーズの標題音楽、リストやR.シュトラウスの交響詩が挙げられている。多くの標題音楽や交響詩には、作曲家によって題名や標題が記させている。 | ||
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+ | 参考文献 | ||
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+ | 大人の音楽史入門 長沼由美 二藤宏美 著 YAMAHA | ||
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+ | YAMAHA 音楽史について考える ロマン音楽の背景 | ||
+ | http://jp.yamaha.com/services/teachers/music_pal/study/history/19c/p1/ |
最新版
作曲家たちが個性の表現を追求し始めた時代
主な作曲家
フランツ・ペーター・シューベルト(1797~1828)
フェリックス・メンデルスゾーン(1809~1847)
フレデリク・フランチシェク・ショパン(1810~1849)
ロベルト・シューマン(1810~1859)
フランツ・リスト(1811~1886)
リヒャルト・ワーグナー(1813~1883)
ヨハネス・ブラームス(1833~1897)
ピョトル・イリイチ・チャイコフスキー(1840~1893)
アントニーン・ドボルザーク(1841~1904)
ロマン主義音楽の背景
18世紀のヨーロッパを支配していた啓蒙主義は、理性を偏重し過ぎ、伝統を軽視する傾向があったため、19世紀になると、それに対する反動としてロマン主義が生まれてきた。冷徹な理性よりも、人間に本来自然に備わっている感情を重視し、それを空想的、夢幻的、牧歌的な世界への憧れという形で表現したのがロマン主義である。ロマン主義はまた、なによりもまず個人の人間性を尊重する芸術でもあった。
個性の時代
ロマン主義はまず文芸、絵画、そして音楽の順で展開されたが、その中でも、音と時間による芸術である音楽こそが、抽象度がもっとも根源的で、人間の精神や感情、運動や変化といった概念をストレートに体現できると考えられた。歌詞を伴わない器楽はその中でも純粋度が高く、絶対音楽とよばれた。
一方で、音楽が感情の変化や言葉にならない内面を表現するとして、音楽によって絵画、彫刻、演劇、詩、風景、人物、感情などを描写することを追求した作曲家もいる。ベルリオーズの標題音楽、リストやR.シュトラウスの交響詩が挙げられている。多くの標題音楽や交響詩には、作曲家によって題名や標題が記させている。
参考文献
大人の音楽史入門 長沼由美 二藤宏美 著 YAMAHA
YAMAHA 音楽史について考える ロマン音楽の背景 http://jp.yamaha.com/services/teachers/music_pal/study/history/19c/p1/