旧三笠ホテル
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旧三笠ホテル
実業家山本直良が長野県北佐久郡軽井沢町に建設した木造の純洋風ホテルである。明治三十九年から戦中、戦後の中断期を除いて昭和四十五年まで営業された。木造純西洋式のホテルとしては、札幌にある豊平館(1880年)に次ぐ古い建物である。
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建物の特徴
八角の搭屋を造り非対称形による荘厳さを表わすと共にデザイン的にも優れた手の込んだ装飾が随所に見られる。電灯によるシャンデリア照明、英国製タイルを張った水洗便所、英国製のカーペットの採用など、当時の最先端・最高級の設備が整えられている。
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年表
1904 三笠ホテル着工
1905 上棟式 秋 落成式
1936 営業開始
1907 「日本館」完成
1910 「日本館」山津波のため流出
1920 洋館「別館」完成
1925 明治屋買収 (株)三笠ホテルとなる
1945 進駐軍接収する 米陸軍第一騎兵師団、将兵休養所として使用
1952 「三笠ハウス」と改称し、営業する
1970 「三笠ハウス」廃業 ホテルとして64年間の幕を閉じる。
1979 軽井沢町教育委員会、重要文化財指定の申請をする
1980 国の重要文化財に指定される
1983 内部一般公開始まる
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参考
旧三笠ホテルパンフレット
国指定文化財等データベース 文化庁http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp
ハンドル名 ソラ
