固定相場制

出典: Jinkawiki

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2015年8月5日 (水) 11:25の版
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概要

第二次世界大戦以前の通貨は、当時強い権力を持っていたイギリスのポンドであった。だが第二次世界大戦でヨーロッパが戦場となったためイギリスの国力は下がり、次に力を持ち始めたのがアメリカであった。アメリカは戦場にならなかったため、世界中から物資の注文が殺到し多くの貨幣や金が集まるようになった。その頃アメリカのニューハンプシャー州のブレトンウッズで開かれた会議で、44か国の金融担当の人々によって金1オンス(31.10g)=35ドルとしていつでも交換に応じることを各国に保障し、戦後の国際通貨をドルにすると決められた。この体制を地名にちなんで「ブレトンウッズ体制」と呼び、日本も参加した。だが1973年には先進国は変動相場制へ移行していった。

メリットとデメリット

固定相場制では相場が変動しないために貿易の際の損得がないため、一定の利益を得ることができる。だが日本は1ドル=360円に固定していたため輸出では有利であったが輸入の際に価格が上がってしまっていた。現在は変動相場制をとっているが、一定の範囲内でレートが動くように管理しているため、管理変動相場制と呼ばれている。

参考

http://www.fxciao.com/fx-beginner/fx-kiso/1120/ (2015.8.5閲覧)

http://www.y-history.net/appendix/wh1601-016.html (2015.8.5閲覧)


ハンドル名 おれんじいぬ


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