デカルト2
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2015年8月5日 (水) 14:19の版 Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録) ← 前の差分へ |
最新版 Bunkyo-studen2014 (ノート | 投稿記録) |
最新版
目次 |
[編集]
デカルトとは
デカルト(本名:ルネ・デカルト)はフランス生まれで、1596年~1650年の54年間生きた、哲学者・数学者・自然科学者である。また、「方法序説」・「省察」・「哲学の原理」・「情念論」などを著書した人物である。
[編集]
合理論
合理論とは、人間の理性(良識)を重視すること。理性であらゆる知識の源とする立場。理性で判断をする。理性(良識)とは正しく判断し、審議を見極める能力である。
[編集]
方法的懐疑
方法的懐疑とは、確実な真理・法則を見つけるために不確実な事を疑うこと。実際にデカルトは、「ある冬の日、私は暖炉部屋で一人考えにふけっていた。するとすべてのものが疑わしくなり、この部屋も、暖炉も、窓から見える通行人も、すべては幻であり、悪い霊が自分をだまして夢を見させているのかもしれないと想像した。しかし、仮にすべてが夢であるとしても、夢を見ている事実そのものは疑うことができない。自分がいなければ悪い霊も自分はだましようがないからである。そこで私はこう思ったのだ。こう考えている私は確実!!」と考えて方法的懐疑が生まれた。
[編集]
我思う、故に我あり
「我思う、故に我あり」とは、{私は考える、だから存在する。}という意味で、(cogito,ergo,sum)と書く。これは、哲学の第一原理であり、学問の根本原理である。
[編集]
演繹法
演繹法とは、確実な真理を出発点にして、順序良推論を進めて個々の結論を出すこと。
参考文献
方法序説 (岩波文庫) 文庫 – 1997/7/16 デカルト (著) Ren´e Descartes (原著)谷川 多佳子 (翻訳)
デカルト入門 (ちくま新書) 新書 – 2006/4
小林 道夫 (著)