バナナ

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2012年8月10日 (金) 03:43の版

 単子葉類・しょうが目・バショウ科の大型多年草。雌雄異花だが、ふつう単為結実し種子を作らない。熱帯アジア原産。多くの種類があり生食、料理用の他、アルコールの醸造用にも利用される。


目次

様相

 茎は多数の葉の葉鞘が互いに抱き合ってできた偽茎で円柱状、直径10cm以上であり2~4mの高さに成長する。葉束の中心から花茎を延ばし、その先端に花序を出して、20数個の赤紫色の包葉に包まれた淡黄色の花をつける。家事国は7~10段ほどの花段があり、各段に10数個の果実がつく。房状になる果実は湾曲した紡錘形で、多くは黄色に熟し、芳香美味。


栽培地

 熱帯各地に広く栽培され、ブラジル、インド、エクアドル、フィリピンなどに多い。日本でも沖縄、小笠原などの暖かい地方で栽培されている。


野生種と改良種

 日本でよく食べられているのは改良種であり、野生種では固い種子を生ずるが、改良種では種子も生じない。塊茎芽で繁殖する。


バナナとプランテーション経営



参考  広辞苑 明鏡国語辞典 ブリタリカ国際大百科事典 百科事典マイペディア 三省堂生物小辞典





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