イスラム国
出典: Jinkawiki
(版間での差分)
2015年7月11日 (土) 11:51の版
イスラム国は、イスラム教がアリーの死後カリフは、ムハンマドの子孫から選出すべきだと考えるシーア派とみんなが話し合って適切な人を選出するべきだと考えるスンニ派の内、スンニ派です。
イスラム国は「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」から2014年6月末に国家樹立を宣言し「イスラム国(IS)」に改名した組織です。 しかし、国家樹立に関してはほとんどの国が認めていません。
当初は、アルカイダの系統とされていましたが処刑場面をネットで公開するなどの手法を批判してアルカイダは、ISISを破門した形になっている。
アルカイダとは、イスラム過激派指導者オサマ・ビン・ラディンが築いた国際的テロリズム支援組織です。
イスラム国の目的は、イスラーム圏を統一しイスラーム法に沿った国家を設立することです。
アルカイダと違うところは、領土に関する目標があり、社会構造を作る意志もあるところです。 忠誠を拒否すれば処刑、受け入れれば現金を与えるなどの統治手法を使って影響力を急速に拡大している。
資金源は主に裕福な寄進者や略奪、密輸と税金、石油、人身売買などで「史上最も裕福なテロ集団」と呼ばれることもある。
最大の問題は、過激さで一般市民を容赦なく殺したり、拉致した女性約300人を「戦利品」として仲間に分け与え、一部が1人1000ドル(約10万円)で人身売買され、強制結婚させられたという。