ウィルソン大統領

出典: Jinkawiki

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2015年7月31日 (金) 16:41の版

目次

ウィルソン

トーマス・ウッドロウ・ウィルソン(Thomas Woodrow Wilson)は、第28代アメリカ合衆国大統領である。合衆国大統領として、戦争を終わらせるための戦争として第一次世界大戦への参戦を決断し、大戦後、国際連盟の設立につながる「ウィルソンの平和原則14か条」を発表した。ウィルソンは第一次世界大戦における功績から、最も偉大な大統領の一人としてみなされている。


歴史

1856年12月28日 バージニア州スタントンで生まれる。 1873年 ノースカロライナのデイヴィッドソンで学び、1年後にブリストン大学へ編入 1879年 ブリストン大学を卒業、 バージニア大学で法律を学ぶ 体調不良で退学

1885年 エレン・ルイーズ・アクソンと結婚

1910年 民主党のニュージャージー州知事に指名され、知事となる 1912年 大統領選で「ニューフリーダム」をスローガンに掲げ、大統領選に勝利 同年    第28代アメリカ合衆国大統領になる

1915年 イーディス・ボリング・ガルトと再婚

1917年4月6日 第一次世界大戦を止めるためドイツへ宣戦布告

1918年1月8日 平和原則14か条を発表

1919年10月2日脳梗塞を発症、重い後遺症が残る

1921年 ホワイトハウスを離れてワシントンD.C.の自宅に引っ越す

1924年2月3日 死去


ウィルソンの平和原則14か条

1918年1月8日、アメリカ大統領ウィルソンが、アメリカ連邦議会での演説のなかで発表した平和原則である。

第1条:秘密外交の廃止

第2条:海洋の自由

第3条:経済障壁の撤廃

第4条:軍備の縮小

第5条:植民地問題の公正解決

第6条:ロシアの回復

第7条: ベルギーの回復

第8条:フランス領の回復

第9条:イタリア国境の調整

第10条:オーストリア=ハンガリー帝国の自治

第11条:バルカン諸国の回復

第12条:トルコ少数民族の保護。

第13条:ポーランドの独立

第14条:国際平和機構の設立

国際連盟が発足するが、アメリカは不参加だった。

「十四か条」のうち、第14条はヴェルサイユ条約の第1章「国際連盟憲章」として条文に盛り込まれ国際連盟設立となった。


参考


  人間科学大事典

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