コンピュータエンターテインメントレーティング機構

出典: Jinkawiki

(版間での差分)

2015年7月31日 (金) 23:40の版

コンピュータエンターテイメントレーティング機構 略称は「CERO」。2002年に発足2003年には東京都からNPO法人として認可される。家庭用ゲーム機の審査を行っている。この期間への審査は義務ではなく、あくまで開発元の自発的な申請により審査が行われている。ただし、日本ではこの審査を経ることが暗黙の了解のようになっており、日本でもポピュラーなXboxシリーズ(マイクロソフト社)、プレイステーションシリーズ(SONY)任天堂社のハード等のソフトを販売する場合はすべて認可のロゴがソフトのケースに印刷されている。また、パソコン用のゲームソフトを審査することはCEROではなく、主にコンピュータソフトウェア倫理機構が行っている。

目的

本機構は、コンピュータエンターテインメント文化の発展にともないコンピュータゲームの多様化が進行するなか、ゲームソフトの年齢別レーティングを実施することにより、一般市民やユーザーに対しゲームソフトの選択に必要な情報を提供し、青少年の健全な育成を計り且つ社会の倫理水準を適正に維持することを主たる目的とする。

仕事内容

家庭用ハード用ゲームソフトの年齢、ジャンル審査 スマートフォンアプリの審査

審査区分

A…全年齢対象

B…12歳以上推奨

C…15歳以上推奨

D…17歳以上推奨

Z…18歳以上推奨※

恋愛、セクシャル(性描写)、暴力、恐怖、飲酒・喫煙表現、ギャンブル、薬物表現、言語

問題点

前述した通り、この機構は義務ではない。また、この指標に反したからと言って法的に罰せられることもなく、あくまで指標の一つでしかない。よって小売店によっては、年齢確認をせずに販売する店舗も少なくないのが現状である。取り締まりの緩い今の時代、なかなかこの機構の力が十分に発揮できておらず、年齢にふさわしくないゲームが子供たちにいきわたっているのも事実である。


※この指標は各県に施行されている青少年健全育成法の指標として使われており、小売店もこのマークがプリントされているものに限り年齢確認を厳しく取り締まっていることが多い。


参考:http://not8found.biz/cero/


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