経済格差2

出典: Jinkawiki

(版間での差分)

最新版

経済格差の意味を理解しておかなければならないので最初に辞書で調べた意味を引用する(ことバンク) 『①貧富の差。具体的には、所得格差、賃金格差、資産格差を指す。 ②豊かなものと貧しいものの格差、或いは、富める国と貧しい国との格差。 ③国内問題においては、「格差」ということばが象徴するように、経済的「階層」差を文化的な「階級」差へと読み替える視線が強く存在する』


1,所得格差からみた経済格差

(1)現状(東洋経済より) 2014年5月にはOECDが、ほとんどのOECD加盟国で、過去30年間に最も豊かな1%の人たちの税引き前所得の割合が上昇したという報告書を提出した。最も上昇が著しいのは米国で、上位1%の人たちの所得は1981年には全体の8.2%だったが、2012年には倍以上の20%に達している。 (2)歴史的な背景 1980年代以降の先進諸国では、サッチャリズムやレーガノミクスといった経済活動の自由度を高める政策が志向されるようになったが、格差の問題よりも経済成長率を高めることに関心が向けられていたと考えられる。 1989年には東西対立の象徴だったベルリンの壁が崩された。 1991年にはソビエト連邦が崩壊した。


=2,賃金格差からみた経済格差

(1)男女による賃金の違い

厚生労働省のHPによると、『平成25年において一般労働者(※)の女性が男性の71.3%』と述べられている。日本では世界の先進国よりこの差が大きい。平成24年度のデータでは男性平均が502万円に対し、女性の平均は268万円となっている。 育児を支える制度などのサービスを作るなどで改善できる。(2) 正規雇用・非正規雇用による違い(民間給与実態統計調査で発表された、平成24年の正規・非正規の収入状況)

正規は467万円は 非正規:168万円となっており、 正規と非正規の年収差は大きく、約300万円の開きがある。 (3)国際的な賃金格差(2009年のデータ) 1時間あたりの賃金データ(製造業) 日本 2269円 アメリカ 24.85ドル イギリス 14.44ポンド ドイツ 25.64 ユーロ フランス 22.02ユーロ となっており、同じ製造業でも国によって大きく賃金が異なる。

改善策

改善策は様々あると思うが、費用や制度の関係などにより確立できていない場合が多い


労働政策研究・研修機構 http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2012/ch5.html

年収ガイド http://www.nenshuu.net/sonota/contents/seiki.php

ことバンク http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%D0%BA%D1%B3%CA%BA%B9

東洋経済2014/6/12 http://toyokeizai.net/articles/-/39531?page=2

厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou


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