エスペラント4
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- | ラザル・ルドヴィック・ザメンホフというポーランドの眼科医が創案した人工の国際語。エスペラントとはこの言語で「希望する人」を意味している。単語は国際共通性の高いもの(ロマンス語・ゲルマン語・スラブ語など)から採用。字母は28で、語順は基本的に英語と同じで、接辞を多用。1887年に公表され、1906年に日本エスペラント協会ができた。第二次世界大戦時には弾圧もあった。 | + | ラザル・ルドヴィック・ザメンホフというポーランドの眼科医が創案した人工の国際語。エスペラントとはこの言語で「希望する人」を意味している。単語は国際共通性の高いもの(ロマンス語・ゲルマン語・スラブ語など)から採用。字母は28で、語順は基本的に英語と同じで、接辞を多用。1887年に公表され、1906年に日本エスペラント協会ができた。第二次世界大戦時には弾圧もあった。<br> |
- | <エスペラントの特徴> | + | <エスペラントの特徴><br> |
- | 1.発音・つづり字が規則的で簡単 | + | 1.発音・つづり字が規則的で簡単<br> |
- | 各文字は必ず1音だけを表し、1音は常に1字によって表わされる。 | + | 各文字は必ず1音だけを表し、1音は常に1字によって表わされる。<br> |
- | 2.ほとんどの品詞は決まった語尾をもつ | + | 2.ほとんどの品詞は決まった語尾をもつ<br> |
- | 例外は全くなく、語尾を見れば、品詞や時制がわかる。 | + | 例外は全くなく、語尾を見れば、品詞や時制がわかる。<br> |
- | 3.不定冠詞がない | + | 3.不定冠詞がない<br> |
- | 日本語、中国語など、冠詞がない言語を母国語としている人たちは冠詞の使い方で迷うことが多いがエスペラントには定冠詞はあるが不定冠詞はない。 | + | 日本語、中国語など、冠詞がない言語を母国語としている人たちは冠詞の使い方で迷うことが多いがエスペラントには定冠詞はあるが不定冠詞はない。<br> |
- | 4.代名詞・代形容詞・代副詞は一つの表にまとめられている | + | 4.代名詞・代形容詞・代副詞は一つの表にまとめられている<br> |
- | 5.名詞・形容詞には対格がある | + | 5.名詞・形容詞には対格がある<br> |
- | 名詞と形容詞は、目的語になるときなどには-nという対格語尾がつく。 | + | 名詞と形容詞は、目的語になるときなどには-nという対格語尾がつく。<br> |
- | 6.造語が自由 | + | 6.造語が自由<br> |
- | 品詞の語尾を付け替えることにより、名詞や形容詞を動詞・副詞にしたり、動詞や副詞を名詞化形容詞化したりすることが簡単にできる。 | + | 品詞の語尾を付け替えることにより、名詞や形容詞を動詞・副詞にしたり、動詞や副詞を名詞化形容詞化したりすることが簡単にできる。<br> |
7.多義語が少ない | 7.多義語が少ない | ||
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2008年7月15日 (火) 20:50の版
ラザル・ルドヴィック・ザメンホフというポーランドの眼科医が創案した人工の国際語。エスペラントとはこの言語で「希望する人」を意味している。単語は国際共通性の高いもの(ロマンス語・ゲルマン語・スラブ語など)から採用。字母は28で、語順は基本的に英語と同じで、接辞を多用。1887年に公表され、1906年に日本エスペラント協会ができた。第二次世界大戦時には弾圧もあった。
<エスペラントの特徴>
1.発音・つづり字が規則的で簡単
各文字は必ず1音だけを表し、1音は常に1字によって表わされる。
2.ほとんどの品詞は決まった語尾をもつ
例外は全くなく、語尾を見れば、品詞や時制がわかる。
3.不定冠詞がない
日本語、中国語など、冠詞がない言語を母国語としている人たちは冠詞の使い方で迷うことが多いがエスペラントには定冠詞はあるが不定冠詞はない。
4.代名詞・代形容詞・代副詞は一つの表にまとめられている
5.名詞・形容詞には対格がある
名詞と形容詞は、目的語になるときなどには-nという対格語尾がつく。
6.造語が自由
品詞の語尾を付け替えることにより、名詞や形容詞を動詞・副詞にしたり、動詞や副詞を名詞化形容詞化したりすることが簡単にできる。
7.多義語が少ない