ベトナム戦争56
出典: Jinkawiki
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2019年1月18日 (金) 00:59の版
ベトナム戦争とは主にアメリカの率いる資本主義を掲げた陣営と、ソビエト連邦の率いる社会主義を掲げた陣営との争いである。これはこの二つの陣営間に生じた対立を原因とし、両陣営の主要な国が直接衝突することなく代理で争う代理戦争という形となっていた。
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戦争の概要
1945年に第二次世界大戦での敗北により日本軍がベトナムから撤退した。それを契機に9月にホー・チ・ミンが北部にベトナム民主共和国を樹立し、独立を宣言した。このときに生まれたベトナム民主共和国とフランスの傀儡国家である南ベトナムが戦争を起こすこれが第一次インドシナ戦争である。この戦争は8年間もの間続き、1954年にベトナム民主共和国の勝利で幕を閉じ、ジュネーブ協定により北緯17度線を境に南北に分断された。この際アメリカが後ろについていた南ベトナムは国名をベトナム共和国へと変えた。しかしこの共和国の内政に腐敗が広がったため、北ベトナムはそれに乗じた武力での統一を目論んだ。その際に組織されたのが南ベトナム民族解放戦線通称ベトコンである。