カルトの由来はラテン語「cultus」で、意味は「儀礼・祭祀」として用いられる。聖なるものに対する人間の制度化された崇拝行為で、どのような宗教団体にも民族宗教にもみられる。カルトはアメリカ流の呼び方で、ヨーロッパ流ではセクトと呼ぶ。カリスマ的指導者を有し、既存の宗教とは異なった信仰を持つ、比較的小規模な宗教団体のこと。