京都議定書15
出典: Jinkawiki
概要
1997年12月11日、京都市で開催された「第3回気候変動枠組条約締結国会議(COP3)」により議決された議定書。地球温暖化防止を目的とし、1992年に採択された気候変動枠組条約(地球温暖化防止条約)の締結国のうち、先進国に対して温室効果ガスの削減または抑制を義務付けたものである。各締約国に温室効果ガスの削減目標数値が定められていて、主要国の削減目標として、EU-8%、米国-7%、日本-6%、カナダ-6%などが挙げられる。(締約国全体を足し合わせると-5.2%)このように、各国に削減目標を定め、世界が協力して約束期間内に目標を達成するよう定められた。また、各国の削減目標達成のために京都メカニズムが盛り込まれている。