北欧諸国と抵抗
出典: Jinkawiki
北欧(北ヨーロッパ)はデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランドの5か国をさす。この項目では第二次世界大戦における北欧諸国の侵略国に対する抵抗について記述する。このころはナチスドイツの脅威にさらされていた。
デンマーク
ノルウェー
スウェーデン
国際連盟のもとで集団安全保障条約が機能しないことをみて、北欧諸国間で防衛協力を模索するもうまくいかなかった。大戦勃発後にソ連とフィンランドの間で「冬戦争」が起きると、スウェーデン国民はフィンランドに対して連帯感を示したが、政府はソ連との関係悪化を恐れて非交戦国の立場を選択した。
戦争を行うことはなかったが、ドイツに対して譲歩を余儀なくされ、それでも新たに中立国をめざし、そしてドイツに占領されたノルウェーとスウェーデンに様々なかたちで援助を行うこともあった。
1943年冬にドイツがソ連侵攻に失敗すると、それに付け込んで今まで認めていた譲歩を取り消し始めた。
参考文献
百瀬宏ほか編(1998)『新版世界各国史21 北欧史』山川出版社
中津孝司(1989)『北ヨーロッパ現代史』晃洋書房