インターネット社会

出典: Jinkawiki

2015年7月28日 (火) 23:11 の版; 最新版を表示
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目次

インターネット社会とは

インターネットその他の高度情報通信ネットワークを通じて自由かつ安全に多様な情報又は知識を世界的規模で入手し、共有し、又は発信することにより、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展が可能となる社会なことをいう。


インターネットの現状

現代社会は、インターネットに代表されるように、世界的規模で通信システムが整備されており、民間企業などを中心に設置されている基幹システムのホストコンピューターから個人のPCまで、異なる多種多様のコンピュータを網の目のような通信システムで接続しているのである。ここ数年のサイバースペースは、自動車産業や医療産業などの他産業と比較にならない程度のハイスペースで進歩しており、政治・経済・軍事などの分野を問わない。インターネットは、我々の生活スタイルと意識をも大きく変えてしまったのである。 インターネットは、従来、情報の受け手との位置づけであった個人を、マスメディアなどと同様に情報の発信者に変貌させたのであった。情報通信技術によって、HP、Blog、BBSなどの様々な情報発信方法が選択できるようになった。しかし、高度情報化社会では、このようなプラス面ばかりではなく、マイナス面もある。たとえば、プライバシー権の侵害やBBSをめぐる名誉毀損の問題などは、インターネット技術が一般に普及すればするほど、比較的に起きてくる問題である。


プライバシーに関する問題

インターネットの普及によるプライバシーの侵害は、もはや古典的なプライバシー権の概念で考えられてきた私的な情報の暴露という行為にとどまらず、個人情報への侵害が現実のものとなってきた。そのため、高度情報化社会のもたらす影の部分、プライバシー等の個人に関する権利などへの危険性や不安感の増大を払拭するために、官民あげて個人情報の保護とその利用の調和を確立するために、個人情報保護法は制定された。また、不正アクセスに対する規制として不正アクセス禁止法も制定された。


参考文献

初めての人権 上田正一・藤井徳行・古橋エツ子・吉川智 法律文化社

ささ木


  人間科学大事典

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